熱海での土石流災害……
一昨年……長野県豪雨災害
失われた人命は話題になる、しかし死んだのは人間だけじゃ無い
人と暮らすワンコやニャンコ、森で自由に暮らしていたタヌキやキツネやイノシシ……
彼ら動物の「死」が問題になる事は無く、マスコミに寄って生き残ったペットと飼い主が美談として報道され、販売部数と視聴率の確保に利用される
皆、他の動物たちの事はどうでも良いのだ
だから…せめて私達だけは、
熱海土石流で亡くなった動物達だけの為に“一念三千”の思いの下
「被災動物慰霊祭」
を昨晩…敢行した
人は土砂に埋もれても探してもらえるけど、人と共に暮らしていたペットや山に暮らす動物達の骸は、その辺に捨て置かれるだけ……
私は東日本大震災
後輩社長は長野県豪雨災害で
嫌と言うほどその光景を目にし
二人ともそんな動物達の骸を
腕の中に抱いて弔った。
読者の皆さん
皆さん達はマスコミの報道で、土石流の規模の大きさや、人的被害にばかり目が行って……
人知れず死んで行った
「小さな命」を忘れていませんか
だから私は祈るんだよ
死んで行ったこの仔達が「人」として生まれ変わる事を……
人じゃ無いなら…
私達の仲間として、動物家族として生まれ変わりなさい……
私達と幸せに暮らそうよ
私は……
そう願わずに居られない
