私達役員は
よく過去の「戦争」の事例から危機突破の考え方をよく考察する
プレジデント社などがミッドウェー海戦など、過去の戦訓を使って経営セミナーなんかをやっているのは、
戦争継続と企業経営の基本的な考え方が似ているし……男の経営者ウケするから。
……………先日は沖縄慰霊の日
兵隊、軍属、民間人の大勢が犠牲になった。
私達はこの沖縄戦も考察したけど、戦いの推移って言うより、映画や物語で “ イメージ ” が作られ、真実とかけ離れて行くって事
特に「戦艦大和」が沖縄へ水上特攻を行った意義がね
当時、行われていた沖縄での陸上戦に呼応する様に開始された作戦行動に航空機に寄る特攻「菊水作戦」と大和を中心とした艦船に寄る「水上特攻」がある。
(今は陸上戦には触れない)
「一億総特攻の魁」
水上特攻……特に戦艦大和の特攻の意義を様々な映画や物語はこう書いてあって、国民の殆どがそう思っている。
事実、水上特攻部隊の水兵達にはその様に下達されている様だが
本当にそうなんだろうか……
菊水作戦(きくすいさくせん)は
太平洋戦争末期の天号作戦中、沖縄に来攻する連合国軍に対し特攻攻撃を実施した日本海軍の作戦
ウィキペディアより
と、書いてある。
特攻機を敵艦に命中させ様とする時、邪魔なものは敵戦闘機。
VT信管でハエのごとく叩き落とされた…なんて映画や物語に書かれているけど違うな
マリアナ沖海戦の後でも、散々特攻機がアメリカ艦船に命中しているから、それ程脅威ではない。
やっぱり直掩機が脅威なんだ
命中率を上げる為にどうするのか…?
レイテ海戦でも使った「囮(おとり)」
「レイテ突入の為に囮となった瑞鶴の最期」
菊水1号作戦に呼応して水上特攻がなされたのは、大和ほか水上特攻部隊に敵の航空機を集中する事で、特攻機の侵入と突入を助けるのが主目的だったのではないだろか。
この菊水1号作戦である程度以上、航空戦力を削いでおけば、その後の菊水2号~10号までの作戦行動での戦果が獲やすくなる。
戦艦大和は
それ故の出撃だったのではないか………
フィリピンのシブヤン海で沈没した僚艦「武蔵」を鑑みれば、沖縄への突入は最初から成功しないと考えるのが妥当だ。
………私達4皇役員はそう結論付け、映画や物語などには販売促進の為に「ベクトル」が掛かっていて、いつの間にか真実が書き換わっている事を再確認した………
伝えられている事象の脚色を見抜けず、判断を誤ると私達の会社も全滅するんだよ……
……………続く…
いずれ……「特攻」について