時々
警察署の霊安室で気が触れる人がいる
昨日も一人……
最近、自殺者の葬儀から遠ざかってラッキーとか思っていたら、久しぶりに発生。
しかも…果てしない大空を数秒間飛んだ、私と同年代の娘さん
いつも書いているけど転落はグロい。
故に、遺体の状態がナニだから、本当はダメだけど、私達を旦那に紹介してくれた。
必ず納体袋の中を確認するのだけど……
身体のパーツがめり込んで一つの塊になっていた形跡と、顔の上半分が無くて、取れた脳みそをとりあえず元在った場所にしまっている。
内蔵も、まぁ似たようなもの
でもこの遺体は凄すぎるって
でも依頼者が何処にもいない………
暫く待っても出て来ない
なので強行犯係の刑事に「遺族は?」と
『奥さんが難しくなって、旦那さんと病院』
早い話し、よせば良いのに駄々をこねて納体袋の中を見たって事だ。
普通、警察も旦那には見せても奥さんには見せたりしない。
旦那さんに連絡を捕ると
「まだ暫くは警察署に戻れない」そうで、寝台車と2部長の妹を呼んで、
「絶対に中を見るな!!」
と厳命して、他の「納棺の儀」に向かった……
………2時間後くらいに警察署に戻ると、何だか少し慌ただしい。
寝台車の運転手に「如何したの?」と聞いたら、
「他の遺体を連れに来た何処かの葬儀屋が、私達の遺体を見て失神。救急車で運ばれた」そうだ。
興味本位で調子に乗って、覗き見するからこうなるんだよボケ!!
読者の皆さん
交通事故はともかく、死に姿の美しく無い遺体は「人の最期の尊厳」など簡単に無視されて…下手すりゃ笑われてしまうんですよ。
それでも自分の命の事を軽んじたり、
粗末にしたりしますか?
…………さて、
今日は休みの日………
もうひと眠りだな
お休みなさい