死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

偽善と言われても、私の共助を続けるだけ

 

…………総裁日誌より編集……

 

 

昨日は友引で葬儀が無い

 

故に規模を深くした学生支援の食料と、臨時バイトで現金援助を敢行

この日は、後輩社長のご母堂も来て手伝ってくれている

 

無料の食料や生活用品と、四時間殆どの野外清掃などの臨時バイト代2万円を受け取り、

私の中華屋さんのお父さんが作る「あん掛け焼きそば」とパイナップルやイチゴを食べて…

 

   皆ほっとした表情で帰って行く

 

 

ここには

ロリポップ常務のパパが役員の土木会社と、女の子現場代理人の土木会社(どちらも中堅ゼネコン)が「青田買い」を目的に企業説明セミナーを開いているが、更に両社知り合いの2社の土木会社が増えてしまった。

 

まあ、大量の学生支援物資の貢ぎものを持って来たし、不人気業界の四社で競争するから学生には良い事、

しかも「親方日の丸」で、変な労務災害を起こさなければ、簡単に潰れる事は無い会社。

 

  私達がコントロールすれば良いのだ

 

 

その最中………

 

私達4皇役員と、青田買いの土木会社のお偉いさんを来賓に「入社式」を行った

 

入社したのは中卒の女の子。ピチピチ(死語だが…)16歳の正社員だけど、まだ子供の顔してる

 

 

彼女は私達の子供達が花見に訪問する超富裕層の老夫妻からの紹介……

この夫妻は民生委員もやっていて、その絡みの案件。

もちろん家庭内暴力とかが原因では無い

 

 

この子は母子家庭で、

母親はある病気の為、一緒に住むわけにはいかなくて、施設は可哀想だと民生委員の老夫妻宅で暮らしている。

富裕層故に、児童相談所に圧力をかけるなど造作も無い事だ

 

その母親の件もあり高校へは行ってない。

 

たまたま当社の学力テストに参加して成績が良く、赤門部隊と専務の目に止まり…

老夫妻からのお願いもありこの日を迎えた。

 

夫妻があつらえた彼女にぴったりのオーダースーツは、若さと清々しさを周りに放ち夫妻は目頭を押さえていたよ

 

 

彼女は高校へは行かず赤門部隊の指導で「高卒認定試験」を受け国立大学進学を目指す

 

初々しさを失わず、努力して欲しい。と私は話を締めた

 

 

 

………………時々、私の夢の中に出て来きて

 

「桃子!あんたは子供の頃からだらしなかったけど、経営者としても成ってないじゃないか!!」

 

と、

メタクソ折檻する…ワケの判らん亡き母親が…

 

「あんた、そろそろ人様の役に立ちなさい」と言っていく

 

 

折しもコロナ騒ぎで、数十人だがその人達の生活と人生に影響を与える事が出来たけど、私に出来るのはこの程度

 

この程度でも私は「共助」を続けていく。

 


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出来る事は小さな事でも、

文句や批評や評論を語るだけで、何もできない“木偶の坊”より遥かにマシ

 

 

安堵の表情で帰って行く学生や、

一生懸命に働いてくれるシングルマザー達の笑顔と“ありがとう”の言葉を粮にして頑張るんだ。

 

 

 

      ……………文句無いね、母さん…