里山近くにある4ラボの主
「復元品質保証局長」は優しい動物好き。
彼女はコロナ帰省騒動に巻き込まれたくないのと、
彼女を頼ってやって来るタヌキ達や、リス達など…まだまだいる里山の動物たちが「お腹空かせると可哀想」と言って実家に帰らず、
代わりに両親がやって来ている。
彼女の愛情に応える様に…
タヌキ達は既に普通に、リス達は最近、彼女の手のひらから、割った生栗やヒマワリの種を取って食べる
そんな局長が昨日、後輩社長宅に両親とタマちゃん、石松ちゃんを連れて遊びに来たヾ(^^ )
話しの中……
年末に行われた町内会会合で
(もちろん町内会の人間は、私達が餌づけしてある)
“タヌキのマーキングと糞害が被害が減ったんだよね”と
町内の人達に言われたんだよ…と
レポートを見せてくれた
あの辺りの民家は
里山が近い為「“熊”や“鹿”」以外の様々な動物が出る。
故に、野生動物達との様々な軋轢もあり…
タヌキの貯め糞やマーキング、ゴミステーションなどに被害があったけど、
局長の餌付け以来……糞害と民家に続いていた「獣道」すら、草に埋もれて消滅していたそうだ。
つまり………
食べ物を求めて、里山に近い町中に出没していたタヌキの2親子達は、4ラボにやって来ているって事。
ラボ設営当時、山はもう少し「雑木林」って感じだったけど、最近は…なんか“痩せました”って感じが有り有りと分かる。
具体的に人が何かをやってるわけでも無いのに…
なんにせよ、腹を空かせて局長の所にやって来て
様々な言われ方をされたけど、局長は持ち前の天真爛漫さで臆する事も無く、里山の動物達と上手くやって来た
タヌキ親子も、局長が一緒にいる時には、遺族の手から果物を取って食べてくれ、
一時の…でも心に大きな安らぎを与えてくれる
彼女が動物達にご飯を食べさせてる後ろ姿は、慈愛に満ち溢れた「地蔵菩薩」にも見える
「リスちゃんは手に乗るよ、ハクビシンはもう1メートルで手のひらから食べ物を取りそうだよ」
彼女の優しい笑顔は
私達の宝物だ