昨日のニャンコ爪切り大会は
動物看護師 全員の流血で和やかに終わり……
可愛いニャンコ達は
それぞれのラボへと帰っていった
私はこのラボに残り復元。
のどかな昼下がり………
集中力が切れかけた時、
ノエルちゃんと運転手のおじちゃんが
「碾茶入れたよ~」と呼んでくれた。
事務室に戻ると……
焼き芋の良い匂い
台所を見ると、銀座のクラブから移籍した「麗(うらら)」ちゃんが、焼き芋鍋で焼き芋を焼いていた。
ほら、常務が大量に取り寄せ過ぎた“鳴門金時”だよ、
遺族の方々にもお裾分けするそうで、
予備コンロとプロパンガスも出し満開で焼いてる
すれ違った遺族の叔母ちゃんが
「良い匂い~焼き芋?」
『今、皆さんの所にお持ちしますね……』
焼き芋がホクホクに焼けて凄い美味しい
わざと少し焦げた部分を作っているみたいで香ばしい(^-^*)
焼き芋はホクホク感で、安納芋より鳴門金時の方が良いかも。
うららちゃんが、
そのまま持って行こうとすると……
「うららちゃん、新聞紙で袋を作って持って行った方が、懐かしくて喜ばれるよ」と、
運転手のおじちゃん曰く、
昔むかしに、焼き芋トラックではテキ屋のおじちゃんが新聞紙で袋を作り、それに入れてたそうだ ( ̄0 ̄)
でも、新聞紙が無い。
「モモ、あれがあるニャ~」と
流石はノエちゃん…
壊れた新聞閉じに付いたままだった
「赤旗」がある
これ、かなり前にある遺族の親戚に見たいと言われて取り寄せたもの……
仕方ないからアルコールスプレーで消毒して袋を作って持って行ったら、おじちゃんの言う通り「懐かし~い」と凄い喜ばれた
うららちゃんが後で「あっ」と…
「赤旗って書いた部分を隠して折ってないかも (^0^;)」と
今更言っても遅いって (o_ _)o
彼女はケロッとしてピアノを弾いてる
それとなく遺族に釈明するべきか…
それとも黙っているべきか
下手すりゃ会社の信用に関わる
忌々しい新聞だ…まったく