死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

マイティ ウイングだぜ!!

 

ちょっと喉が痛い…(;¬_¬)

 

昨日……

ジャズダンス個人講師叔母さまの、密葬後の日を改めたお別れ会で、70~90年代の曲を演奏…

 

そのリハーサル中

ドラムの女の子がマスクで酸欠、サドルから落ちて救急車( ̄0 ̄)

 

 

(シンセ)ドラムの女の子達は

ミキサーのドラムマスターボリュームをワザと小さくして、アクションをど派手に……

 

 

 如何に自分のキャラを立てて、

   誰よりも目立つか?に命を賭ける

 

 

担当楽器を入れ替え、

  急きょ、後輩社長から

 

   「ボーカルやってくれ!!」と…

 

 

『おお、そうかい!ヾ(^^ )』

 

 

この日は

この…後輩社長のメタルバンド

  (シュレーゲムジーク)の演奏と

 

当社ポイズンストロベリー オーケストラの「ショパンピアノ協奏曲1番」の演奏の二組の音楽葬

 

 

日を分けるお別れ会方式は

会葬者が溢れ過ぎる事が分かっている超富裕層に多かったが、

 

 

コロナ騒ぎの最中から一般的富裕層にも流行り始める

 

  葬儀にも明確な新しい流れが出来た

 

 

ショパンピアノ協奏曲1番のピアノ演奏は

 

 

私は去年の演奏から

まだ何となく燃え尽き感があり

 

イマイチ乗る気では無かったので…渡りに船

クラブから来た女の子に任せた

 

 

それに……

オケを従えたピアノ演奏より…

 

ヴォーカルの方が

 私のキャラが思いっ切り立つからね(^^)/

 

 

 

本番はジャズダンス教室の子供達のダンスから始まる。

 

このお別れ会は

ウイルス騒ぎで中止だった発表会も兼ねた

 

 

子供達は、当社の床下換気の斎場で遅くまで練習し、

 

小さな子供達は可愛いらしく

高学年の子供達はキレキレのダンスを、巨大な亡き講師の叔母さまの遺影と、会葬者に披露した。

 

 

上手かった……

感動して涙がでた。

 

 

しかし……この様な事をされると

大人気ない私達は燃える

 

私達はバンド生演奏と

普段は経理をやってる人間表現学部と、新体操の人間で構成された音楽葬ダンスチーム

 

 

彼女たちは踊り

  そして私は歌う

 

Queen We Will Rock You から始まり…

 

マイティ ウイング……

 

 


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会葬者席から悲鳴が上がる……

 

新体操の女の子が

強力な翼で斎場を飛ぶアクロバティックなダンスを見せる


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彼女たちも命をかける………

プロだから

 

凄い拍手をもらう

 

 

一度幕を下げ

私が少し話しをした

 

故人との出会い

ホスピスでの会話………

 

 

中でも印象に残った


「精神論ではオーディションに受からないが、精神力が無ければ絶対に受からない…」の言葉

 

精神力は限界を越える反復練習でしか身に付かない

だからオーディションに合格し、プロになるのは一握り。

 

 それでもプロに成りたいのなら…
   自分の精神の限界を越えなさい…と

 

 

幕が上がり…

ダンサーに天井から大量の水が一気に落ちる

 

フラッシュダンス


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この曲は 


「記念に残る様にみんなで踊れるものを」と叔母さまに言われた曲。


他の若い講師と相談し、子供達の部で一通り踊り……

エンディングでサプライズに私達が踊る。
二番からダンスを子供達に合わせ、私達が子供達の手を取り全員で……

 

真っ赤で大きなリボンをしたアレクちゃんも登場し……

 



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絶対に忘れられない夜となった

 


叔母さま、

約束通り子供達に「夢の欠片」は植えたよ

 


後は、

貴女が陰から子供達を守り支える番だ………