死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

私は.. 歩く花

 

 

総務局の年長お子ちゃま役員の女の子…

ブルーハーツが好き

 

 

 

彼女はある音楽葬で

 

遺して逝く家族や友人の為に、

故人が歌ったブルーハーツ「ラブレター」を聴いてファンになった

 

 


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ラブレター 真心をあなたに… - 死体を愛する小娘社長の日記

 

 

    彼女の好きな曲に

      歩く花』と云う曲がある………

 

 

 

……………昨日は……

 

私が10年以上前に味わった 

「大切な柔らかいものを失う不安と恐怖」をまた味わった

 

 

今も少し思い出すだけで

心臓がドキン!!として…頭の中でジンジンと猛烈に血の流れる音がする…………

 

 

 

おじちゃんの熱中症の原因は分かっている

 

 

…………外国人の死体など放り投げ

      

 

 

いつも使っている

個人経営の、町の電気屋に行って

 

 

カネの暴力を使い………

 

換気型の室内外機を新たに二台追加し、全台交換、

 

仲間の電気屋も集めさせ、当日19時半から22時半までに、追加工事も含めて全て完璧に終わらさせた

 

 

 

 

ある日の夕方、突然……

一人きりで世間に放り出された私…

 

 

 

そんな時……

 

 

夜遅くでも路地に出て…暖かく私を迎え

私にご飯を食べさせてくれて、励まし支えてくれた大恩ある御夫妻が

 

老衰以外でこの世から居なくなるなど………

       ……あっては成らない

 

 

 

  今の私には、あの頃の“数億倍”の力がある。

 

 

 

でもね………

 

 

私が咲いている場所は

中華屋さんの窓際にある細長いプランターの中……

 

 

ガードレールを飛び越えてセンターラインを渡る風

その時その瞬間僕は一人で決めたんだ

僕は一人で決めたんだ

 

今日からは歩く花

 

根っこが消えて  足が生えて

野に咲かず  山に咲かず

 

愛する人の庭に咲く

       ブルーハーツ「歩く花」》

 

 

冷たく熱い一人ぼっちのアスファルトの上から

私の足で歩み……

 

 

  大きく腕を広げて迎えてくれた

       御夫妻の庭に私は咲いた

 

愛する人の庭に…

愛してくれる人の庭に咲いた

 

 

そしていつの間にか

私の庭にも…辺り一面に花が咲いていた。

 

 

 

でも私は

ご夫妻の暖かい庭に咲く「歩く花」

 

そこは私が…

私として咲く事ができる唯一の庭なのです…

 

 

 

だから…二人目のお父さんお母さん

 

どうか…どうか………

何時までも安祥で元気でいて下さい

 

 

それが、ちっぽけな「歩く花」の唯一の願いなのです

 

 

   いつまでも、いつまでも…壮健で……