死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

叱る時は人前でと言う「裸の王様」

 

世の中には……

過去の偉人と呼ばれる人が残した言葉や行動、学問に感銘を受け傾倒する人が大勢いる

 

この爺ちゃんもその1人

 

數土文夫 氏

 

 

 多分この人、認知症かな…

 


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   しかも重傷の「裸の王様」かも知れない

 

 

でもね

この人を「裸の王様」にしてしまったのは、彼の会社の社風と、周りの人間達だ

 

 

 

「人前で叱る重要性」ね…

       じゃあやってみ

 

 

即、パワハラで訴えらる…

 

すると「ワシが言っているんだぞ!!何故だ??」とカンシャクを起こす

 

 

周りのお世話係は

ウンウンとうなずき、賛同するふりをする

 

 

 

何故、フリなのか?

 

 

このブロガーさんが言及している

 

人前で叱ると叱られた人は尊厳を傷つけられ、過大なストレスに晒されるからです。

人事院が作っているパワハラ防止ハンドブックでも触れられています。

今どき、ほとんどの社会人が知っている常識的な話です。パワハラ研修で必ず説明される

 

つまり今の時代……

人前で叱る行為は、パワハラのスタンダードとして、やってはいけない行為と規定されている……

 

しかし、それを本人に言うと癇癪を起こすので…面倒だから「フリ」をする

 

 

 

彼が中国の古典に傾倒したのは後付け理由から

 

彼がまだ若い頃……

全く自信が無く大声で怒り、周りが萎縮する事で、会社での自分の地位や立場を無意識に確認していた。

最初に褒めるのが大切、その後人前で叱る事で、周りに対しても効果が高い

のだそうで

それがまかり通る昭和の終身雇用の時代

 

 

しかし…歳をとり、年功序列で地位が上がるにつれ

誰でも人前で大声で怒る行為に真っ当な理屈が必要になる

 

その時、閃いたのが何時か見た「中国の古典」だ

 

そのために格好のテキストが中国の古典です。

『管子』にしても、『論語』にしても、あるいは『韓非子』『孫子』『史記』『十八史略』などもすべて、リーダーが危機に直面したり、塗炭の苦しみに陥ったりしたとき、

あるいはその逆で、何の憂いもない絶頂期にあったとき、何を考え、どう決断し、いかに行動するべきかを教えてくれる、まことに貴重な書物なのです。

 

これなら周りが納得しそうだし………

 

 

もしこの順番が、先に中国の古典有りきなら…

自ら考え、自ら行動し、自分1人で責任を取る資質はゼロだ。

 

 

 

何千年も前の文学を自分の後ろ盾にし、いちいち自分の行為を、古典に書かれている事例と照らし合わせ安心する。

 

私は…私より劣る

無能力な経営者の指示に従うなどまっぴら御免だね

 

 

 

私も以前、人前で叱る行為をやっている。しかも何人も。

でも、上記の名誉顧問のような幼稚な理由ではない。

 

 

もっと辛辣で悪辣な戦略目標…

 

「連結化前から居残る邪魔な元社長や社員を辞めさせるため」で、その「戦術」が人前で叱る行為だ。

 

コレを繰り返すと100%辞める

 

  それ位凄い「劇薬」で…

     周りにも強い副作用がでる

 

 

故に今の時代の「ゆとり世代」にやると、直ぐにうつ病、下手すりゃ自殺する

 

 

この名誉顧問はそんな人間の変化すら気付いていない……と言うか何を言っているのかも理解出来ないだろ

 

皆にウンウンと頷かれているウチに実力を錯覚し、「裸の王様」になってしまったから

 

 

まぁ…この人が何を言っても、経営に差し障りがない名誉顧問だからね……

 

 

この人間を老害老人にしてしまったのは、明らかに会社に責任がある……

 

人をひき殺した「上級国民」の様な問題が起きる前に始末した方が、

社員や現役員、会社の為になると私は思う

 

 

リスクは一刻も早く排除しなければ成らない