死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

日本の首都の小さな国の政治...お互い様のこころ

 

昨日……

総務局の有り様を書いた

 

ここは高いポテンシャルを秘める若い女性が、仕事や自己表現に最大のパフォーマンスを発揮出来る様……

 


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現代社会で女性活躍の障害となる事象を、最初から排除、対応して作られた会社組織

 

 

 

 

何時もコメントを残してくれる

keroyon (id:zaihamizunogotoshi) さんから

 


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とコメントを頂だいた。

 

 

この様な組織は

意図してゼロからでなければ作り上げる事は不可能に近い

 

 

ここに居る女の子達は、アルバイトからスカウトした素性が判っている者達だけで

総務局全員が入社に賛成した者だけ雇用されている

 

 

スカウト条件として

当社が求める学力、技能、技法、特技などの能力の他に

 

「助け合う」「忖度」する事が出来る女の子

 

そして特に女の職場は

全ての事象に対して「公平」な事が肝要。

ヒエラルキーがある組織なら、ヒエラルキーに対しての公平…

 

 

つまり、偉いなら偉いなりに

地位に見合う結果を必ず出す事が求められる

 

 

これは総務局の暗黙の同調意識として存在し

        男の社会よりもっと冷酷非道だ

 

 

 

有史以来…組織が発生し……

その組織と言われるモノは「男」が作り上げたもの。

 

そして女は家庭に入り、子を産み育てる…

これが今も世界中の基本的な慣わしになっている

 

面接で「子供が熱出したら面倒見てくれる人はいますか?」みたいな質問

 

この様な質問が出るのが証拠で

女の面接者が子供の面倒をみるのが前提ってわけ

 

 

女性参画社会などと言っているが

実際に社会で活躍している女性は、子育てが終わった叔母さまが殆ど。

 

 

詰まり…

子供を産んだ為に社会参加が阻まれているって事

 

 

女が子供を産む限り

あと100年くらいは基本的な問題は良くならないし、変わらない

 

 

 

そしてこれを解決する手段が 

    子供同伴出社と隔離部屋。

 

しかし…一度完成された男の世界に、この様な制度を導入する事は不可能だ……

 

 

 

 

………昨日の隔離部屋にいる女の子は熱も下がり元気いっぱいになっている。

 

昼過ぎに総務局に行くと

車椅子に座りっ放しの重度障害者の女の子が、子供達にパソコンに取り込んだ「本」を読んであげていた

 

もちろん隔離部屋の女の子にもモニター越しで読んであげている。

 

 

車椅子の女の子は

ボランティアヘルパー、社員達に、ご飯を食べさせてもらったり、

子供達にお菓子を食べさせてもらったり……

 

代わりに車椅子の女の子は、自分に出来る方法で子供達に「読み聞かせ」をやっている

 

「お互い様」だ

 

 

 

おかげで子供達のお母さんは、外に出て葬式を施行したり……

 

   「子育てから解放されるひと時」が貰える

 

 

 

こうやって障害者の女の子とお母さん達、子供達と

 

  お互い様の「助け合い」をやっている

 

 

 

子供はある意味大人より残酷だ

 

車椅子の女の子は子供達に「何かして遊んで!」とせがまれ……

何も出来ない自分が情け無くなったけど、

 

「本なら読める」

 

パソコンのネタバレサイトから物語を読んであげたら…真剣に聞いてもらえた。

 

 

「自分にも誰かの為に出来る事があった」と、

 

とても喜んでいた。

 

 

今では…ミュージカルの女の子と変わらないくらい読み聞かせが上手くなった…

 

 

 

都内の小さな別の国は

 

「誰かの為」に考え

そして…依存せず、共に一人で歩む行動が出来る者だけが生存できる国

 

 

誰かの為を考えるからこそ

この国の住民は、違う自分を見つける事が出来たり、自分の殻を壊す事ができる。

 

 

そしてこの国は

   別の国では無い

 

 

日本人が忘れた「昭和の残照」を放つ会社だ