死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

野生のあり方も…諸行無常

 

北海道……

パスポートやビザ無しで遊びに行ける外国の様にも思える凄く良い所

 

 

以前、私が日高に行った時

国道から見えた牧場の中で、お~馬が群れてる…と思ったら『鹿の群れ』だったり、

深夜日勝峠を通ったら鹿やらキツネやらが国道にいっぱい……

 

 

これは札幌の山際の宅地にヒグマが出るのも納得できる。

 

 

 

処理された熊には申し訳ないが…ヤラれる前にヤラなければ人が喰われる。

ヒグマの死骸が絶対無駄に成らないように

『熊の胃』などしっかり加工して頂きたい

 

 

 

強い者が弱い者を狩るのは生物の『公理』だから

 

 

熊と人間の関係も、その時の『理』の通り……

 

 

まぁ…それを知性と理性で是正しようとするからこそ人間が霊長たる由縁なのだけど…

 

 

 

人が山林や海洋の開発などを進めると、

必ずその土地に住む人を含めた生物に、環境変化や破壊などの様々な影響をもたらす。

 

 

だから反対運動も起きるワケだが、

 

反対している人達も

 開発の恩恵と云う対価を受ける一人。

 

 

ハナから反対などではなく

『どこでお互いが妥協するのか?』をきちんと話し合い、お互い約束を実行する事こそが肝要なのだ

 

 

 

案外、野生動物も人が住む場所が広がると恩恵を受ける。

 

 

カラス、鳩、脱走セキセイインコ猛禽類、野良ニャンコ、ドブネズミ……

 

鳥などは、エサを撒くな!と言っても撒くヤツなども居て、私は森よりも結構楽に生きている様に思える。

 

 

生物は、環境に最も適したものが生き残り、適していないものは滅びる

『適者生存』が「理」だ

 

 

 

自然と呼ばれる環境が無くなっても、人間を上手く利用して繁殖し、上手くやっている。

餌づけも何も全く関係が無い

 

 

彼らは、その時の環境に自らの「野生」を常に変化させて適応してきたって事だ

 

 

 

しかし…………

 

 

里山の畑など有る土地…

 

猪、狸、狐、アライグマ、稀に熊……などが、畑やゴミ収集場所に突入する事で案外簡単に食べ物を得る事が出来るのだが……

 

度が過ぎたり、不注意から人に狩られてしまう。

 

 

農地として開発されたのならまだしも、工業用地や宅地だと、森に住む四つ足の動物には何の恩恵もない。

 

 

生息域の環境が人の為に変化し…

その環境に適応する為に『野生』のあり方を変化させようとしているのに、人はそれを許すわけにいかない

 

 

それでも人は開発のおかげで『利』を得る。

 

何かを得たら、何かを与える…

必ず『対価』を支払い、支払われるのが決まりなのに………

対価が支払われていないから、町や都市にまで山の生き物が降りてくるのだ

 

 

人が入らない山の奥に

動物達の食料となる果物や、木の実がなる『木』を沢山植え、

飢饉の時には、そこに毎日、食料を置いて飢えさせない様にする……

 

 

彼らの住む環境を勝手に変えたのだから

そんな事をして対価を支払わなれれば、本当に熊に襲われ死人が出る。

 

 

人の住む環境に自らの野生のあり方を変えても野鳥は野鳥……

 

変化しようとしている山の生き物の、変化に対応した手助けをしても野生は野生。



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諸行無常諸法無我は公平に作用している

それは『野生』にも公平なのだ