死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

虎の穴…

 

 

夏休み……

 

最初は新人らしい初々しさに溢れていた年長、次年長のお子ちゃま達の姿は……

 

 

子供が見たり経験しない…

 

社会のねずみ色した部分にどっぷり浸かって、なんか「スレ」て見える……

 

 

世界ではこの様な微笑ましい事もあったが

 

 

 

ビジネスに役員見習いのお子ちゃまを連れて歩いた事への世間一般の風当たりは台風並みだったが、

 


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専務とロリポップ常務が守り抜く。

 

 

お子ちゃま達も

 

大人を見下す事も

必要以上に敬う事も

恐れる事もなく…

 

自分の意見を発言出来る場合は、

物怖じせずに堂々と発言出来る様になった。

 

 

この事を1番喜んだのはこの子達の両親…

 

 

 

……………昨日の朝……

 

社会体験の最後に

ロリポップ常務の遺体搬送会社の利用料が未払いの個人経営の葬儀屋に、

支払いの最後通告と民事裁判と差し押さえを行う通達に同行させたそうだ…Σ(・ω・ノ)ノ

 

 

面子は

専務、常務、お子ちゃま二人、お母さん顧問弁護士、弁護士事務所から二人。

 

 

相手の会社は

多分…社長の愛人のお姉さん見たいなおばさん

同族経営の役員数名。

 

 

当然、子供達の事で上げ足をとり、すぐに払わなくても良い、払えない、倒産させるつもりか?とまくし立てるけど

 

 

ロリポップ常務の

 『あなた(貴女)……口が臭いです』と一言

 

煩い愛人は真っ赤になって奥の部屋に引っ込んで、無事に通告出来たそうだが………

 

 

 

……子供達は

今までに無い言われ方(怒り方)で…怖くてショックで喋れないみたい。

 

 

 

でも…子供達にはご褒美がある。

 

 

少し遅めのお昼ごはん……

住宅地の中にあるお寿司屋さんで、子供達の慰労感謝会を行った。

 

(大将は無類のネコ好き。貸切の時ノエちゃんも入れる唯一のお寿司屋)

 

 

 

       参加者は『大人』だけ

 

 

彼女達お子ちゃまを、大人達が認めたって事だ。

 

 

彼女達は母親とカウンターに座り

自分が食べたいネタを自分で頼む…ワサビは抜いて下さいとハッキリ伝える

 

出てきたら『ありがとうございます!』と頭を下げてお礼を言う

 

 

確かに子供らしくない……

 

けれど、今から200年位前の武士の子供なら普通にやっている事

 

 

そして…夏の終わりまでに経験した事は、彼女達がどの様な道を歩んだとしても

必ず出会す『ドス黒い社会の本音』

 

 

その『無明』の世界の奈落から現れる魑魅魍魎から身を守り、仲間をも守る身に付けた『智慧

 

それは

  『感謝の言葉』を口に出して伝える事

 

 

……子供達はスレたけど、

    ちょっぴり大人になった。

 


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でも…少し寂しい………

 

 

 

               …………虎の穴