死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

ヨイトマケの唄…母の背中

 

 

昨日、NHKの歌番組で

ヨイトマケの唄』を歌っていた。

 

 

この歌は自分や自分の親の事を連想させる

 

 

ふと横を見ると

一緒に見ていた専務が涙ぐんでる。

 

そう言えば専務の方が境遇は近い

 

 

 

ある音楽葬で表現行動学部(ミュージカル)の女の子が、渾身の振り付けと歌でヨイトマケの唄を歌い…

 

専務が泣きすぎで司会続行不可能になって、ピアノ伴奏の私が交代したなんて事もあった

 

 

今もきこえる ヨイトマケの唄

今もきこえる あの子守唄

 

父ちゃんのためなら エンヤコラ

子供のためなら 工ンヤコラ

 

私の両親も、専務の母親も

私達の為に苦労苦労で死んでいった

 

 

三輪明宏氏がこの唄を発表した頃と、今の時代はかなり違ってはいるけれど

 

 

親の…母親の本質や、母子家庭の苦労はさほど変ってはいないし…

今、貧しい者が貧困から這い上がる為には

 

どんなに苛められても子供なら勉強

大人なら働くしかない………

 

 

私も専務も…がむしゃらに働いた

 

どんなに嫌な事、イジメ、差別をされても働いた

 

 

 

働いて働いて…

 

同世代の人が簡単にはたどり着く事が出来ない場所にまでやってきた。

 

 

 

そんな自分を褒めて欲しくても

親は既に居ない

 

 

 

今は社会的に…

逃げる事が認められる世の中

 

辛い現状から逃げたい人は逃げれば良い……

 

 

 

でも私達は何があっても逃げたりしない

 

母ちゃんの姿 見たときに
泣いた涙も 忘れはて
帰って行ったよ 学校へ


勉強するよと 云いながら
勉強するよと 云いながら

 

 

そう…二人とも

 

自分の為に早朝から深夜までドロドロになりながら働いている親の姿を見ているから…

 

今こうしていられるのも、私達子供の為に働いてくれた母親がいたからだ……

 

 

だから逃げずに

   血を流し牙を剥き…闘い続ける


f:id:however-down:20190818125830j:image

 

 

そして

母が見た事もない…

行った事もない遥か彼方まで歩んでみせる

 

 

            …………Gran Turismo