やっぱり
社会生活と信仰のバランスの取れた子と坊主は違う
昨日、卒中で死んだ爺さんの通夜……
通夜開始時間のかなり前にクリスチャンの4人の女子高生が弔問
この爺さんとは災害ボランティア活動で知り合い、何度も一緒に活動した仲で…
今まで誰の葬儀に出た事も無く、宗門も違うから通夜の前に弔問に来たそうだ
営業1部長が奥さんに話して爺さんと面会……
以前にも似た事があったが
親もクリスチャンだけど、エホバの狂信者でもなく、保護者に連絡してそのまま通夜に出てもらう事になった……
………この段階で総務局に連絡が来て、
一応お母さん顧問弁護士を向かわせた。
おかげで
私はノエちゃんと赤ちゃん二人に囲まれた至福の時間…(=^..^=)
一緒にお風呂…(o^^o)……
暫く帰って来なくても良いよ~~
……坊主は……
真宗大谷派の初めての寺の僧侶で、1部長が通夜の事情を話すと、心良く坊主が前振りをしてくれるそうで……
彼女たちは真宗式で焼香…
数珠は彼女たちの長いロザリオ。
(数珠もロザリオの玉も数を数える為だけ)
坊主の前振りにビックリしたけど……
彼女たちは、爺さんの為に部長の用意した一般的なキリスト教の通夜の祈りの言葉と
1部長のピアノ伴奏で
賛美歌を坊主を含めた会葬者約330人全員で歌い
「アーメン」で通夜を締めくくったそうだ。
この様な葬儀こそ
『絶対に忘れられない葬儀』と云う
一休さんが作ったと言われる
『分け登る麓の道は多けれど
同じ高嶺の月を見るかな』
と云うように
とどのつまり…全ての宗教は
自分達の宗教を信じさせる代わりに
「死んだ後の幸せを保証する」
これだけ。
それぞれの開祖のイエス、釈迦…
特に親鸞は徒弟など求めてはいなくて、ただ一向に念仏を唱える事を広めたかっただけ。
ただ彼らは『人の煩悩』をナメていた為、教えが変質し他の宗門を排除していく。
はっきり言って
100%お母さん顧問弁護士の出番がやってくる。
これも当然なのかも知れないけれどね……
通夜の後…この僧侶と女の子達は楽しく食事をして交流を深め
私達が僧侶と共に自宅へ送ったそうだ…
せめて平和な日本では
「死者を送る儀式」くらい和やかにやって頂きたいものだ…