死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

曼荼羅の解説。総務局の「生きもの慰霊祭」

 

ウチの総務局には

にゃんこ大明神を中心に



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『ニャンコ大明神』と王子さまとキツネの会話 - 死体を愛する小娘社長の日記

 

ケロロ小隊、プリキュア達が、数多くの胎児ちゃんのロケットを囲む様に守っている祭壇がある。

 

胎児ちゃん、お母さんの胸に帰る。 - 死体を愛する小娘社長の日記

(それらを統べているのがノエちゃん。だから常務がシッポ2本ないか真剣に探す…)

 

 

総務局のみんなもお子ちゃまも

当然、毎日世話をして大切にしている

 

 

そして今年は……お盆前の昨日深夜

 

祭壇に集う胎児ちゃんの為に、総務局、技術局の人間を含め、犬も猫も兎も……

参加できる生き物全てが集まり、私達だけで慰霊祭を行う。

 

 

宗教者は一切呼ばない

私が取り仕切る。

当社のナショナリズムを高める為だ

 

 

私が十三仏真言を唱えながら手印を結び

慰霊祭は始まる……

 

 

 

……慰霊祭が終わると…お子ちゃまの一人が

 

もも姉ーあれ何 ?」と、

壁に掛けてある「両界曼荼羅」を指す

 

 

考えたら私一度も話した事が無い

 

 

これは曼荼羅といって


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この胎蔵界金剛界の二つでワンセット

両界曼荼羅って言う

 

 

胎蔵界は、宇宙の「理(ことわり)」と仏国土の構造はどうなっているのかを

 

金剛界は、生きながら「佛と一体化(即身成仏)」する方法と手順が書かれているんだよ

 

 

  と、簡単に話したつもりだけど

         分からないだろうな……

 

 

 

金剛界智慧は「の字」の反対周りで9マス全て説明しなければならないし

智慧」の種類が多すぎて、私もそれ程詳しくない

 

 

 

しかし退蔵界曼荼羅は……

 

中心に大日如来がいて…

その周りを他の如来が囲んでいる。

 

 

それを囲んで、これから悟りを開こうとする菩薩がいる

 

その次に、如来と菩薩を守る明王、諸天部がいる

天部とは仏法守護の神の事。

 

 

この様に多くが集まり一つの輪(和)を作っている

 

 

そして仏国土の周りでさえ争いがある…

だからこの世には争いがある事を認め、故に和を成す事が大事と解いている。

 


外の敵も、内にある欲も、怒りも、慈愛も、佛も神も、

全て自らの中にある事を悟り、理解を深めていく…

 

それが修業と云うもの

 

その修行こそ、この世で生きたまま、御仏と一つにも成れる即身成仏への道なのだ。

 

 

 

しかし空海は…

本当に曼荼羅を使って衆生仏国土なんかの説明をしたのだろうか?

だから出家して修行なのだが……

 

なんか、法然親鸞の「念仏」が広まるのもよく分かる…………

 

 

 

………早朝…

 

昨日は参加出来なかった専務が、お泊まりしていた皆の為に朝ごはんを作っていて

 

ニャンコやワンコが、ずらーっと専務を囲む様におすわりしながら

『朝ごはん早くちょーだい』って顔してる

 

 

専務は凄く優しい顔してる

云うなれば『アンコ好きの薬師如来』に見えるね……

 

 

私はこんな平凡な日常や家庭こそが仏国土だと思える

 

 

      さて……出発しよう

         魑魅魍魎の巣窟へ