死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

時間の矢……

 

 『』は未来から過去へと流れ去る川の水

 

 

川の流れに乗り……

前から流れてくる様々な事象の箱を選択し拾う。

 

箱を開けると結果がわかり

選択による因果関係が生まれ……

複雑に絡み合う様に因果が繋がり『縁起』となる。

 

 

この『縁起』の糸に依って

一番最初に産まれた宇宙から、私達の宇宙…ありとあらゆる事象が繋がっている。

独立している存在など何一つ無い……

 

 

だから今の世界や日本は、過去の事象選択の結果、存在している。

 

 

よく…

 

あの時に戻りたい

やり直したい…不可能だ

 

 

エントロピーは常に増大し

「時間の矢」は常に未来から過去へと後戻りはしない………

 


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……………現代日本

 

平和だね………

凄い平和だね……

平和ボケと言われるくらい平和

 

 

そうじゃ無いよ

生き辛い……

死にたい……

そんな事を言う人々も多い。

 

でも晴れた日に「銀色の雨粒」が、貴方の頭に降り続く事は無い。

 

 

これは

原初からの縁起に依るもの………

 

有史以前から地球上では戦争に依って多くの軍属、民間人…動物達が死んで行った

 

 

 

でもね…

事の善し悪し、善人悪人など全く関係なく

 

彼らは死んで

他の人々は生き続けた………

 

 

ヨハネ福音書 12章 24~25

まことに、まことに、あなたがたに告げます。

一粒の麦がもし地に落ちて死ななければ、それは一粒のままです。

 

しかし…

もし死ねば、豊かな実を結びます。

自分のいのちを愛する者はそれを失い、この世で自分のいのちを憎む者はそれを保って永遠のいのちに至るのです。


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これは妬む卑しい神ヤファェが

新鮮な魂を大量に欲しがっていると言う意味。

 

 私はこんなクソ神に関わるのなら

    「生きている方がまだマシ」だ

 

 

乙巳の変

元寇

関ヶ原

戊辰戦争

 

日清、日露戦争

太平洋戦争……

 

古来より我が日本人はこの文字の様に思い…

戦に向かう

 

 

そして本人、家族、恋人が好む好まないに関係なく

戦場の露と消えていった

 

 

現代の日本社会を成す為には

数多くの一粒の麦が地に落ちる必要があった

 

 

現在の独立を守る為に、まず戦わなければならなかった

 

そして…あれだけの犠牲を支払い

負けなければならなかった

 

負けなかったなら…

私や貴公、今の平和な日本は無い

 



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…今の日本………

 

平和だね

凄い平和だね………

 

 

私達の気持ちなど無視して

  時間は目の前を過ぎ去って行く

 

 

しかし…

流れてくる事象の選択を行うのは私達

   縁起のネットワークを作るのも私達

 

 

今のまま芸達者なイルカのまま

芸を披露し主のご機嫌を取り怯えて生きるのか…

 

カリブディスの様に殺しまくり

平和を守るのか…

 

 

 

    この国は今『折』を迎えた様だ

 

 

 

          …………時に拳を時には花を…