当社には第2標準語が存在する。
当然「英語」
各国の空港税関や検疫所、現地の提携葬儀社などとの遺体搬送のやり取り、
外国人の会葬者との会話で必要だから。
私と後輩社長は、英語という教科が、たまたま好きで得意だから…
専務やロリポップ常務など他の役員や、総務局の職員は、学校で習ったから当たり前に話せるし、書けるってやつ。
知能指数の高いヤツの特徴だ。
それらが影響してお子ちゃま達は、ほぼバイリンガル。
そんな中…ただ一人………
英語が不可の社員がいる。
下の記事のお母さん
でも、総務局のみんなはそれを織り込み済みで招き入れた。
彼女は子供の為にド根性を見せる……
皆さんは覚えているだろか……?
ある駅伝大会、アクシデントが起きても棄権せず、四つん這いて中継まで這って行って…
タスキを渡した
何故、運営や実業団は棄権させないのだ。
こんな事をすると、棄権し辛くなる。
感動した……とか社会問題になったやつだ。
この彼女の頭の中にあったのは…
「自分のせいで棄権するのは嫌だ。だからなんとしてもタスキを渡す」
つまり猛烈な責任感からだ。
この絶対にタスキを渡し、責任を果たすと言う『執念』が……
彼女が培い、育て、持っていた
足が痛くて…膝が破れ血が出ても、前に進み続ける『ド根性』を発揮させタスキを繋いた
このド根性は、体育界の単細胞的な馬鹿丸出しの根性では無い…………
………二人の子供のお母さんは、子供の為にド根性を発揮する
何の特技も無い自分では、周りの子供達に自分の子供が引け目を感じたら可哀想だから…
総務局から帰社後…
更に子供達を預けて英会話教室と手話教室、二種免許を誰にも内緒で修得した
(かなり前にバレてはいたが……)
彼女は誰よりも総務局で働き……
寝不足から仕事を間違っても言い訳などしないし、出来ない理由を他人のせいにする事もない。
栄養ドリンクを飲みながら、学校の時間も入れると
私と後輩社長と同じくらいの時間…過労死するくらい働いている事になる。
みんなはそれを見ていた………
先日、外資系企業のお偉いさんが喪主の葬儀で、
会葬者の何人もの外国人に、辿々しいけど身振り手振りを交えて会話を成立させていた。
それを見ていた総務局の女の子が、専務に状況を報告。
葬儀の後、専務はお母さんを呼んで
『今まで内緒で通っていた学校の費用全額と、入社時から遡って個々の能力給を支払う事』
そして……心から感謝の言葉を述べたそうだ。
確かに暫くは、英語が話せないとかで済むけれど、第二言語で有る限り話せないと、総務局に居続ける事は難しい……
不足しそうな二種免許を保有する事で、総務局に自分と二人の子供の居場所を確保した。
その原動力は
絶対に子供達に苦労はさせないと言う『執念』、やり遂げる為の『ド根性』だ
『何者にも成れなかった人…』
彼らには難としてもやり遂げる執念と、ド根性は無い………
そんな怠け者は先へと歩めず
今自分が何もしないのは…この人達がこうだから出来ないのだ……と
愚痴を言いながらどんどん自然淘汰される
今は勝ち組負け組がハッキリ分かれる
やっと正当な努力をする者が認められる時代が来たのだ