死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

経営者から見た…カネカ「育休明け転勤」問題の解説

 

育児休暇ねぇ………

 

そりゃ幾ら権利が認められていても、

上場企業でも殆どの会社で、男は中々取れないって言うか、取りづらい同調圧力はある

 

 

最近、株式会社カネカで育休明け即転勤。転勤出来ない為に退職。

 

怒った奥さんがTwitterにそれを投稿し、話題になったのは皆さん御存知の通り。

 

カネカの説明は…

 

 

これ、全く隙がない。

 

カネカの方が正論で

裁判やってもカネカが勝つね。

 

旦那の育児休暇日数は約一ヶ月で、

これだけ休むと、部署としては旦那の仕事の穴埋めに、人を入れたり、みんなで仕事を分けたり

 

推測だけど……

旦那の代わりの人間を入れた場合、一ヶ月というのは、やっと仕事を覚えた頃。

 

 

また一ヶ月の日数は、部署に新しい案件や仕事が増えたり…

 

代わりの人間は、新しい仕事と旦那の仕事が出来る様になっているが

旦那が帰って来ると、また新たに旦那に仕事を教えなければならないのは、かなり大変…

 

代わりの人間を辞めさせたり、移動させたりは難しい

 

 

 

つまり、旦那は浮いてしまったって事。

 

 

そんな状況で、別の支店なり本社なりで人が必要になったり、

両方の支店の仕事のズレを是正するのに旦那を転勤させて、パイプ役にすると全てが上手く行く……とか

 

休日は会社から社員に連絡を取れないので、仕方なく育休明け直後に転勤の連絡をする……って感じだろう。

 

 

労働者を守る法律のおかげで忘れがちだけど

 

まずこの夫婦は

会社は社員の為にあるのでは無い」って事を受け入れなければならない。

 

 

旦那の家庭に事情があるとはいえ、会社にも事情がある。

 

着任まで旦那の要望の日数を認めた場合…

転勤先で旦那の代わりを新たに雇わないと、人手不足に陥る。

 

だからそんなの認められない。

 

 

 

ロリポップ常務の会社でも、男の社員に8ヶ月間の育児休暇を取らせた

 

 

8ヶ月間にもなると当然、代わりの人間が仕事を覚えて普通に働いている

 

なので搬送会社の支店に移動して貰った。

 

でも、移動の可能性と移動先は、休暇前に打診して、移動決定は復職1ヶ月前に普通に携帯電話に連絡した。

 

 

ここら辺の事が、大企業特有の通り一遍当で『嫌がらせ』と言われる原因か……

または、上司に育児休暇を取る時に『権利』を主張し過ぎて仕返しされたか…?かも知れない。

 

大体……

労働組合も「(転勤の)日程の変更はできない」という意見でした。この辺りで、辞める意志を固め始めました。

労働組合ですら会社の決定を支持している。

かなり労働者の権利を武器に会社に迫った様に思えてしまう


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そもそも…旦那は育児休暇は気が引けて、取りたく無かったのではないだろか…?

 

だけど……奥さんが『権利、権利!』と言うから、権利を主張したのかも知れないかな?

普通はそんな事SNSなどに投稿しない。

 

 

それと有給消化は……多分、奥さんに対する旦那の言い訳

今のご時世、上場企業が退職する社員に会社が取らせないワケがない。

 

明らかに違反で、労基局に訴えられると一大イベントが起きるからだ。

 

 

この様に今回の『育休明け転勤』は妥当で且つ合理的な業務命令だと私は思う

 


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カネカは諸般様々ないきさつもあっただろうが『旦那に育児休暇を取らせる』と言う義務を果たした

 

でも、この夫婦は『社員の義務』を果たしてはいない。その後の労基や労働組合の対応を見れば、ズレている事をやっているのが分かる

 

 

労働者は企業から守られる様に、企業も労働者から守られると言う事を忘れてはいけない

 

 

            …………バックボーン