死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

知らなかったでは済まないのだよ…個人事業主の年金制度

 

若い世代……『年金って私達は貰えるの?』

とか

 

テレビ番組や週刊誌などで『年金は貰えなくなる』不安を煽る様な事が報道されている。

 

 

更に…

第3号被保険者』の年金支給額を半額にとか……

 

財源確保にやっきになっているのを利用し不安を煽る。

 

そんなの老人が増えて若者が減っているのだから当たり前の事。

むしろ正常な運営を継続中に見える。

 

 

 

私達の所には様々な団体が様々な事象に対して参考意見を聞きにくる

殆どが私達が革新的だと思って変な団体がやって来るのだが、

私達はゴチゴチの保守派だ。

 

 

年金の扱いは、その中で出た話題。

 

3号被保険者の支給額の減額に付いて賛成だったり、

年金制度を廃止してベーシックインカム導入などに賛成していると思って来たみたいだけど、全部反対だ。

 

 

その年金制度で

雇用される側は厚生年金など、国民年金以外の社会的年金制度がある事は知っているけれど……

雇用主……これが国民年金に上乗せ出来る制度を知らず、基礎年金だけしか貰っていない雇用主がかなりいる…(特に高齢の零細事業主など)

 

 

いま、ウチの出向お母さん顧問弁護士が抱えている葬儀代金の未払い少額請求や、民事訴訟は、圧倒的に対零細事業主だった人が多い

 

 

彼らの共通性は『上乗せ制度を知らなかった』『知っていても手続きが判らなくて貰ってない』(様々な制度がある。ここでは書かない)

 

    

      だから『お金が無い』

 

 

 

一昨日……

そんな家族への債権者として差し押さえ手続きにお母さん顧問弁護士が裁判所に行ってきた。

 

これで通算6件目

 


f:id:however-down:20190524010732j:image

 

内縁関係の奥さんが死んで……

火葬のみで済ませたが、20万円の未払い。

 

子供達からも嫌われていて(手伝いにきた近所のおばちゃんの談)音信不通…

 

一時は裁判所からの和解勧告で月に5000円づつ払う事になっていたけど、それすら払えなかった。

 


f:id:however-down:20190524063953j:image

 

もし、法人化して厚生年金に加入するなり、個人事業主が上乗せ制度を利用していれば、こんな事にはなっていない。


f:id:however-down:20190524064138j:image

 

そんな残金10万円くらい…と言うけど

 

       『私達は商人』

 

ボランティア団体などでは無いからキチンと回収する…

 

 

敵対する同業他社に対しての強制執行ならば、一ミリすら躊躇などしないけれど、

無関係の個人からの債権回収は心苦しいモノもある

 

 

世の中には『知らなかった』では済まない事が数多ある……

 

 

                ………淡々励行