死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

一人凜として立つ為に…私達が子供達に教える目的

 

最近……

東京大学入学式での、上野千鶴子名誉教授の祝辞が反響を呼んでいる

 

特に、日本社会に根強く残る、女性軽視や差別について論じている事が話題になっている


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総務局にはバイト入れて赤門の学生や院生の女の子が7人居るので、この大学の出来事は話題になる

 

冒頭の社会や家庭での男女差別は、程度は軽くなっても永遠に無くなりはしない事象……

 

 

この祝辞の中で女の子役員達が注目している部分………

 

あなたたちはがんばれば報われる、と思ってここまで来たはずです。

ですが、冒頭で不正入試に触れたとおり、がんばってもそれが公正に報われない社会があなたたちを待っています。

 

そしてがんばったら報われるとあなたがたが思えることそのものが、あなたがたの努力の成果ではなく、環境のおかげだったこと忘れないようにしてください。

 

あなたたちが今日「がんばったら報われる」と思えるのは、これまであなたたちの周囲の環境が、あなたたちを励まし、背を押し、手を持ってひきあげ、やりとげたことを評価してほめてくれたからこそです。

 

そして…特にこの部分……

がんばってもそれが公正に報われない社会があなたたちを待っています。

 

さすが東大の女名誉教授だけあってウソは言わないし、根拠のない希望は持たせない

 

 

私はいままで

『この世は公平でも公正でもはない世の中』との趣旨の記事を何度も書いた。

 

 

総務局の中は、社員間で何とか公平公正を保って居るけれど外界は違う

 

 

そしていま

お子ちゃま達が総務局でのびのび楽しく過ごせるのは『総務局』と言う環境がそうしているに過ぎない

 

 

子供達が社会と言う外界に出た時…

 

私と後輩社長が歩み続ける…

金と暴力で血塗れになって歩む『修羅の道』に進む方法もあるけど

 

 

あの子達には、智慧と経験とその応用をしながら

二河白道』を進む方法で切り抜けて欲しいと思っている。

 

ただ、この白道を渡る時、必要なのは釈迦や阿弥陀如来の喚び声ではない

 

その為に必要な力は

 

 

         『考察力』

 

 

 

その為に昨日の実験や科学や物理

英語を教え

本を読んで聴かせ

 

      その場で必ず考察をさせる。

 

 

そうするうちに子供達は、

見たり聞いたり感じたり体験した事を、咀嚼して…

 

自分の意見をまとめ、理論立て言葉に出来る様になる

 

 

 

最初は

『好き』か『嫌いか』しか判らないし、言えない

 

けれど…だんだん

 

何故、好きなのか?

何故、嫌いなのか?の理由を考えて

 

 

不得意で嫌いな事を、楽しく出来る様にする為には如何すれば良いのか?

を考え始め……

 

自分の意見を持ち、それを言える様になる。

 

 

今はそれを助ける釈迦や如来の様な者たちがいて、助けてくれるけれど

 

 

誰にも必ずやってくる人生の冬

この様な昭和天皇の歌がある…

 

ふりつもる

み雪にたへていろかへぬ

松ぞををしき

人もかくあれ 

雪は静謐(せいひつ)の中、ただしんしんと降り積もる。

松の枝は雪の重みに今しもたわまんばかりになりながら、じっと我慢をしている。

我慢をしながら、しかしそこだけ目にも鮮やかに緑の色を留めている。

私たちもまたそのようでありたいものだ

              昭和天皇御製

【主権回復の日】首相式辞文「日本を良い美しい国にする責任」2013.4.28 22:16

            

 

何があっても…

葉の色を変えず濃い緑を保ち…

積もる雪で枝が折れそうになっても

 

一人で耐えて凜として立ち続ける

 

そして苦難を乗り越える力は、自分の経験から得た

 

    『自信ある智慧』だけなのだから

 

 

  それでも…疲れたなら

     私達のところへ帰っておいで

 

 

           …………鬼子母神の願い