死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

貧困を憎め、貧者に同情せよ、という社会的連帯という考え方について

 

最近……

こんな朝日新聞の記事が話題になっているのはご存知だろうか?

 

 

この記事については様々な意見がある様だ。

 

 

 

ウチの人間コンピュータ…専務とロリポップ常務に『これ知ってる?』と聞いたら

 

『当たり前!!』と怒られた…(ノ-_-)ノ ~┻━┻

 

 

『まず、何故、わざわざ大学から離れて自宅で研究するのか?』

 

『学術論文など何の約にも立たない。代わりは幾らでも居る』

 

『20も大学への就職を断られると言うのは、彼女より優秀な研究者がいるという事で、それを受け入れられない自己責任』

 

……と厳しい表情で答えた。

特に赤門学生の専務はアルバイトすら見つからず…苦労したから尚更。

 

 

私も全く同意見。

 

 

 

私がこの話題を知ったのはあるブログ記事に書いてあったから

 

 

ネットの世界は

様々な意見や考えが同立しても良い『公的な領域』

そもそも全く同意見など有り得ないのだから、私の意見を述べさせて頂く。

 

 

そのブログ主は朝日新聞の記事を読んで…

 

このことで考えた。仏教研究者のエリートや電通の女性が自死した時、どうして生かしてやれなかったのかと悔い改める人々がいる。だがその何千倍もの人が貧困に苦しみ、そして死んでいっているのだ、と。

 

新聞見出しで『優秀な研究者なのに何故、救われ報われないのか?』と言うニュアンス…

でも、影に隠れる貧困層なら救われ報われなくても構わないのか……と

 

記事に対しての意見を述べていて

 

堂々巡りをした結果、一つだけ答えが出せる。全員救われるにはどうすればいいかを考えることだ。その難しさはレアリティを持った人の貧困がフォーカスされるという人間の選民思想があることから理解できる。

 

そして………

 

ノアの方舟が小さくなっていく世界で誰を弾き出すかの選別が社会レベルで行われているように見える。だが言葉に予算はかからん。特別な誰かを同情するのではなく、貧困を憎め、貧者に同情せよ、という社会的連帯が必要なんだろう。

 

そうでなければ下層になったときに、あなたも僕も死ぬのだ

 

で、締めている……

 

 

 

しかし私はそうは思ってはいない

 

それは…

今住んでいるのが資本主義の『日本』だから。

資本主義の基本は『自己責任』

 

 

 

自分ではどうしようもなかったし…とか…

 

 

……それではこの記事に書いた

 

……そもそも自分に責任が在るのに

それを棚に上げ『自分達は助けられるべきな人間』だと無責任に言う高校生と同じ……

 

仕方なく貧困になったとはいえ…

そこに至るまでの連続する選択をしたのは…まぎれもなく自分なのだ。

 

 

特別な誰かを同情するのではなく、貧困を憎め、貧者に同情せよ、という社会的連帯が必要

 

これが貧富の差がない国…

 

 

その理念を実現したのがソ連邦や中国なんかの社会主義

 

でも、ソ連邦は崩壊…

中国では『富める者から豊かになろう…』と方針が変わって、今はご存知の通り…

 

 

 

貧困を憎め、貧者に同情せよ、という社会的連帯をしても

人の煩悩には絶対に勝つことは出来ない。

 

 

そうでなければ下層になったときに、あなたも僕も死ぬのだ。

だからこそ…そうならない様、誰よりも努力し、知恵を絞る。

 

 

これを怠ったり…

間違ったらすぐに是正する事もしない。

 

そんなのに同情するなど無理な事だ。

 

 

そして…健康で就職出来そうなのに…

 

例えば、怠けて働く気がない貧者が絶対に行わない血の出る様な努力をして得た財産を…

『金持ちだから』と貧者に当然の様な顔で搾取される

 

たまったモノではない………

 

公平って…

働く気がない怠け者の貧者より、努力して、より収入があった者の方が税金を多く支払って、その怠け者貧者の生活を助けるって事か?

 

なけなしの収入から税金を取られた人だっているのに……

 

 

 

当然、働きたくても就職先がない、病気療養などの人々は堂々と助けてもらえばいい

 

個人は連携していなくても、

国が生活保護で助けてくれる…それが日本

 

 

 

亡くなった仏教学者は

自分の実力や社会的な立場を過信し…深く考えず、大学からも離れてしまった。

 

 

彼女の結婚は『自分の生活の為』が基本的目的で、相手と一緒に居たいと言う理由ではないだろう……

 

それに旦那が優秀な自分を『学者』と認めてくれなかった

 

そして下層に落ちて自殺…………

結局…何も成らなかった、

 


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ゴリアテと同じ……そんな人々…

 

 

     これを救おうと…私は思えない…