死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

オウム死刑執行に思う僧侶の意見…沙羅双樹の花の色はどうなった?

 

昨年は、社会から不要になったオウムのテロリストが死刑となり……

社会に完全に不要な評論家が

『死刑は根本的な社会問題を解決しない』などと執行に批評していたが、

 

彼等も一緒に粛清した方がモラハラが減り、住みやすい日本になるのではないだろうか……と私は思っている。

 

 

昨日、酔っぱらいながらスマホ見てたら、オウム死刑執行に付いて僧侶が見解を述べていた

 

 

記事内で

当時、伝統仏教ではなく、オウム真理教の信仰に若者が引き寄せられた理由は何だったのか?

 

と言う問いがあって

 

僧侶の危機感と、日本仏教が形骸化や文化的儀式などの葬式仏教になってしまっているから…と答えているが……違う

 

 

そもそも古来から寺は葬式などくらいで、関わりを持った事はない

せいぜい『寺子屋』とか『一向一揆』、支配者が権利を誇示する為に寺院を建立したくらい

 

それにキリスト教が禁止されていて、仏教と神道しかなかったから庶民は仏教を信仰しただけ。

信仰の度合いは現代と何ら変わらないし、僧侶が人々をより多く救った事などない。

 

 

 

多様性の現代、

多くの人が宗教に興味を持つ時のきっかけは『神秘性

 

古来からの日本仏教には、日本人の多くが神秘性など感じない

現代、新興宗教に多くの人が流れるのは神秘性がるから

 

教義や行動に問題はあるけれど、

様々な問題を神秘性が解決してくれる様に思えるし、そう見えるから

 

 

この神秘性、既存の日本仏教には何も感じない。

せいぜい真言密教の仏事くらいで、他の宗派には全く感じない。

 

神道だって同じ。

だから陰陽師が流行るってワケ

 

 

    『大切な事は神秘性などでは無い』

 

と言う僧侶が大多数だろうけど……

       何か忘れていないかい?

 

    『諸行無常 諸法無我

 

どんどん移り変わる……

 

日本仏教だって例外ではない、あらゆる宗教の教えにも実態など無いから。

 

諸行無常 諸法無我を説く僧侶が、公理を忘れ変化を嫌ったから………

………『平家物語』にもある

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。

沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす

 

これを文字通りに体現しているだけの事。

 

大陸から仏教が伝来して以来、現代日本仏教が衰退している…

沙羅双樹の花の色、盛者必衰のをあらわす。

 

   『理(ことわり)』って書いてある。

        

だから魅力の無い既存の日本仏教はどんどん捨てられ忘れられたり、新興宗教に取って代わられるって事だ

 

 

諸行無常 諸法無我なんだから、僧侶の存在意義や存在価値も変わってきた……

 

変化に気付かなければ…

ウサギ観音を建てたり、テクノ法要を行って若者を集めても…

…僧侶の説法も説教もやがて

 

     

      『ゴミ』として捨てられる。

 

 

その時に引用記事みたいに問題点を語ってもムダなのだ。



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全ての宗教者はその辺りの事を分かっているのだろうか?