死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

一緒にご飯を食べてくれる人がいる幸せ……

 

    『新年、明けまして…どうも………』

 

これが、当社内での新年の挨拶です……

 

おめでたいと言う言葉は個人業績を讃える時以外にはつかわないのが当社の慣例なので…

    

今日と明日は年二回の国旗掲揚

普段は反旗掲揚だから

 

 

 

凄い二日酔い……

 というより…昨日から酔っぱらったまま

 

 

 

 

 

 

昨日は子供達が朝6時から打ってくれた年越しそばを食べて……

 

役員の女の子や社員の女の子達は今年最後の葬儀へ……

その後、地元へ直帰していく

 

 

その場を仕切っているのはお母さんではなく小学生の女の子。

学校給食方式のセミセルフって感じ

 

 

 

本来、その場で仕切るべき専務は1時間位しかその場に居ない……

彼女は毎年、子供達を放り投げて、後輩社長のお母さんとおせち料理を作るから。


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母が死んで……一人ぼっちの私を……

可哀想に思ってくれた後輩社長が帰省するのをやめ…私を自宅に呼んでくれて2人で年越し…

その話を聞いた後輩社長のお母さんが、おせち料理を持って来てくれたのが始まり。

 

 

私と同じで一人ぼっちになった専務も一緒に4人で年越しする。

 

今年は、ノエルちゃん入れてにゃんこ4匹、ウサギ2羽、鳥1羽が御殿で年を越した

 

 

 

私も普通の家庭生活とは言い難いが

専務は殆ど欠落家庭って感じの環境で育った。

 

頭が良すぎた為、反社会的には育たなかったけど『普通の家庭生活』にとても憧れている。

      『母親の存在』には特にね……

 

 

 

台所に立つ2人は本物の親子に見えるし、専務が別人に見えるから不思議。

 

張り詰めた感じが無い……

多分、こっちが本来の専務なのだと思う

 

 

 

跳ねっ返りの娘2人は夕方前から飲んでいて…

ラフロイグ 32年は笑ってはイケないトレジャーハンターをやっている頃には……空けてしまって、ジャックダニエル 1913は残り3分の2……

 

年に1度、私達の唯一無駄遣い

殆ど私と後輩社長で呑んでしまった。

 

今は…純米中取り大吟醸をキンキンに冷やして迎え酒……

 

 

 

今朝………まだ、良っ払っているのに2人に起こされて、おせち料理とお雑煮を食べる…

 

とっても美味しい………

元日は私達2人がまだ酔っているので、

毎年『西京味噌のお雑煮』を作ってくれる。

 


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専務はとても幸せな顔している……

 

 

 

にゃんこ達やウサちゃん達も朝ごはん。

 

ノエルちゃんだけは特別に私の膝の上で朝ごはん。

 

私はつくづく思う……こんなふうに

 

『一緒にご飯を食べてくれる人がいる』って事は

 

    とっても幸せな事だってね………