死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

憎しみの連鎖を止めるセカンドプラン。『腹を括る』

 

 

今月22日は冬至

 

クリスマスも近いので総務子会社では、毎年、冬至前の土日に冬至の風習を行う。

 

昨日は友引で葬儀告別式は1件しかなかったので営業の役員の女の子が

 

『カボチャと小豆の煮物』


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冬至粥』



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を子供達と一緒に作っていた。

 

カボチャと小豆の煮物はサトウキビ糖が大量に入っている4台の人間コンピュータ用と、殆ど糖が入っていない2種類作る。

 

 

夕方の4時過ぎに子会社に行ったら子供達の世話の為に後輩社長と保証長がいる

 

子会社の大人達は全員通夜に出ていて居ないので、後輩社長と小学生の女の子が温めてくれた。

小さな子供達が大勢膝の上に乗ってくる。

重たいけど私の幸せなひととき…

 

 

テレビでは『大アマゾン』の再放送をやっていて

現地住民がバナナをあけて友好関係を築こうとしていた原住民100人が村を襲い、家畜を殺し村をめちゃくちゃにしていた……

 

 

後輩社長が『あんたココが原住民に襲われたら如何する?』と冗談で保証長に聞いたら…

『一度みんなを逃がして後を付けて、居場所が分かったら反撃する』と言った。

みんな笑ってたけど…

私も後輩社長は間違いなく本当にヤル。

 

また襲われたら無事で居られるか判らないし、報復の連鎖を断ち切る為に躊躇なくヤル…若い妊婦も子供も全員。

 

専務も間違いなくヤル…

 

私達は常に人として正しい判断や行いを選んだ訳じゃあない。わざとそれとは違う判断や行動を何度も選んだ。

 

 

そうして来なければ…

今、私達の会社は生き残ってはいなかった

 

ロリポップ常務もあの婆ちゃんの葬儀以来ヤルだろう

 

 

原住民も自分達部族を守る為、

大量のバナナをもらったにも関わらず村を襲ったのだろう…

 

原住民には一切の妥協や、ためらいなど無い。

 

      『腹を括っているから』

 

 

 

今、私の前で冷たくなってる

首が長めに伸びてるおじさんは…そんな戦いに負けた。

 

会社には借金あって保険金で支払うが、足りないかもと妊婦の顧問弁護士が言ってた。

 

 

奥さんは葬式どころでは無いみたいだけど『直葬は前払い』だと言って破産されて管財人に管理されてしまう前に代金を回収して他の債権者を出し抜く

 

とるべき責任を放棄した対価は高くなる。

 

 

さぁおじさん、告別のコーヒー飲むよ…貴方は代金を支払った私達のお客さんだ

 

でも………

このおじさんの家族に笑顔が戻る日は来ないかも知れない。