昨日……ニョニョする記事を見つけた
ブロガーのコーイチさんは
子供食堂の運営で
100円玉を握り締めて参加した子どもはお金をちゃんと支払っているので堂々と参加しやすいのだろう。
と書いている。
私は何かを得たら等価の対価を支払わなければ成らないと何度も書いた。
子供食堂の性質は言葉は悪いが潜在意識的に
『可哀想な子供達に食事を提供する………』
となる。
この段階では提供だが……
無料になると『あなたは貧しい可哀想な子供だからタダで食べれるよ』って感じてしまう。
あらゆる事象は対価が必要だから
この無料で食べた子供達が支払った対価は…
もんにょりとした『惨めさ』だ。
私達もこの事は、子会社の子供達との関係で始めて理解出来た。
総務直轄子会社は専務が理想とする
『働かなければ生活が出来ない小さな子供がいる母親の安定した生活、旦那と母親の公平な地位の実現する会社』を…彼女の超高IQで
ホントに実現してしまった異常な会社。
最初は母親が働いて子供達は遊んでいたり、ただ待ってたり…普通にご飯食べたり
子供達には普通接していたけど……
子供達と関係ない社員とミゾが出来る。
そして…どうしても『食べさせてもらう』って感じになって、子供達が引け目を感じる様になる……
特に年長の子供が、お母さんが居ない時に遠慮する様になり…それが他の子供達に伝染する。
私達もいつの間にか…
お母さんがココで働いているから『食べさせてあげる』って感じで高慢になってしまった。
この時、子供達が支払った対価も『惨めさ』だ。
この事に気付いた専務は
子供達に『自分が出来る範囲で働く』というお手伝いをしてもらい、働いた分は必ず給料を支払う事にすると……
学校や幼稚園から総務子会社に帰って来ると真っ先に自分の領分のお手伝いを行い……晩御飯もおかわり。
学校での出来事も凄い楽しそうに話しながら食べてくれる様になった
これ……働いたから食べる権利が発生したとか『働かざる者食うべからず』ではない。
働く事で居場所が出来た事。
自分はこの会社で必要とされていると実感出来たから
子供達は、この会社でお手伝いをすると言う対価で会社に居場所を得た。
この会社を居場所とするから遠慮なくご飯を食べる事が出来た
その場その場で交換を行う対価は違う
私達は子供達と取引すべき事象を間違えていた
では子供食堂…
食堂とは、対価として代金を払ってご飯を食べる。ってのが基本中のキホン。
だから現金でなくてよいので食堂に利益をもたらす対価を支払わなければバランスを崩す
この子供は無料と言うのはやっぱりマズい。
私なら……ツルの折り紙を1羽かな…
千羽になったら『子供食堂のみんなから』って広島、長崎に送る為に折ってと言える...
これなら、子供達に戦争についてを語り伝えたり、
広島、長崎の子供食堂との交流が生まれるかもしれない。
あと、レモネードスタンドとのコラボとかもよいかも…
私達の子会社も、子供食堂も
子供達に善かれと思って対価を支払わせないと、思わぬ所で傷つける…
と、いう1例だと私は思う。