桜田五輪相兼サイバーセキュリティ戦略副本部長が日々ファンキーな事をご披露してくれるお蔭で政治の話題には事欠かない。
巷では…
私の2倍近い大きな尻の持ち主…
台湾人だかなんだか知らないけれど
彼女の質問を発端として
桜田氏の担当大臣としての資質を問う声が様々な所から出ている。
確かに彼は五輪の事もパソコンの事もなんにも知らない…そして多分パワハラおじちゃん
でも、団塊世代なんてそんなもん。
経団連会長などはこの間、めでたく電子メールが開通したばかりだ
しかし今から7年前……
何も知らないド素人の総理大臣が偉そうに
一刻を争う現場に自分の立場も考えず
口出しして混乱を招いた。
因みに彼の所属していた団体には
辺野古問題をグチャグチャにした、鳩ポッポと同じ質量の脳みそしか無い…かもしれないチャラいお茶目なおじさんもいたな……
ともあれ『権力を持つド素人が、現場に口出しすると一大イベントが起きる』と言う教訓が残った
行政は大臣や国会議員が行うわけではない。
官僚など公務員総合職のキャリアが方針を決め公務員専門職の現場の専門官などが実行していく。
事象に対して全くの素人大臣が口出しすると、意思や方針の決定が遅くなったりトンチンカンな指示が出たり…現場はたまったものではない。
震災の時、菅直人元総理が東電に出した指示のようにね………
おまけに大臣は辞めてすぐに居なくなる
この様に外部からやってきた無責任な取締役がいる会社は数多あり……
現場に実情にそぐわない…くだらぬ理想を命令し押し付け…下手するとパワハラ自殺がでる。
こんなのが最高責任者だとやってられないのは、皆さん想像がつくはず
しかし………桜田大臣の場合、世間一般に
『当該大臣としての資質が無い』
と、ドでかいレッテルを貼られてしまっているので、彼に幾ら優秀な参謀が居たとしても
専門性の高い内容の提案を強く迫られるとYESしか言えないのだ。
例え格好つけて反対しても、更に強く言われれば現場の係長の意見でも通す事が出来る。
全てに対して自信がないからだ。
更に貼られたレッテルのおかげで……
何かあっても世間一般から大臣が悪いと言われ、他のヘナマズルい大臣の様に責任を回避する事も出来ない。
『責任者は責任を取るために存在している』
この大原則は彼の意志など完全無視して実行される
彼が大臣である事で、現場はこんなに良い条件で仕事が出来るのだ。
古来…………この様な事を何と言うのか?
『馬鹿とハサミは使いよう』
と言われ重宝がられるのだ。
真面目に働く部下の官僚や公務員の為に、彼には末長く大臣を勤めあげてもらいたいと私は思っている