死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

二つ並んだ棺…お母さんと子供の合葬

 

昨日…久しぶりに『うーたん』の縫いぐるみを抱いた女の子を街中で見かけた。


f:id:however-down:20180905011142j:image

 

この縫いぐるみには思い出がある

 

数年前に施行した女の子も

『うーたん』の縫いぐるみを持っていた

 

 

でも…血まみれで…ボロボロのうーたん。

 

交通事故。

この子が離さなくてそのまま。

 

時々、強固な死後硬直が死亡直後から始まっている事がある。

多分、この子もそうだ。

 

硬直がとれて……

私が三分の一を失った顔を、おばあさんから借りた写真で直し……

専務が縫いぐるみを綺麗に洗って傷も縫い合わせた。

 

 

お母さんも女の子の翌日の夜に亡くなった……

 

斎場に棺が二つ並ぶ………

残されたお父さん…

お母さんの棺をのぞき込む男の子…

誰も声など掛けれない

 

 

私は僧侶の詠む『白骨の御文章』を聴いて

初めてアタマに来た……

 

いまだにこの時の葬儀を超える悲しさと重圧を経験した事は無い

 

 

 

この親子とは初七日過ぎからマンションを引き払ったみたいで、連絡が全く取れなくなった…

 

…安祥に暮らしているのだろうか……