死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

不公平で不公正な社会……貧困とJKの夢と目の前にある現実

 

先日…復元施行の合間に

某大学のオープンキャンパスのゲストとして講演を行って…

私達3人でお昼ご飯を学食で食べていたら、私の話を聴いていた女の子達と一緒になった。

 

その中に…『私の家は母子家庭で貧乏だから奨学金で専門学校に行こうと思っている』という子がいて

 

『どんな学校行くの?』

 

と聞いたら

 

アニメ関係の専門学校に行きたい

 

と言っていた。

 

『そうなんだ…かなり厳しい世界だよ、殆ど成功しない世界だよ……それでも良いの?

 

と私が言ったら黙ってしまった

このままだと彼女はほぼ確実に貧困になる。

 

 

アニメーション関係の仕事は学校で学んだ様な内容の仕事な倍率は高く、それ以外の関係の仕事は超ブラックだ。

 

彼女は当然その事を知った上でその専門学校に進学しようと思っていて…

友達みんなが賛成して応援してくれるけど…自信が無い

 

そこに私に反対と言われて本気で躊躇したみたい。

 

好きな事をしてお金がもらえる仕事に就くというのが悪いとは思わないけど、

果たしてそれで目前の貧困や将来の貧困が無くなるワケではない

 

『夢を諦める必要など無い。夢ややりたい事を追うことの何が悪い!』と言う人も居るけど

 

私はそんな無責任な事は言えない

 

 

世の中は不公平、不公正だ。

だから今ある現実から抜け出そうとするならば、場合はによって夢を諦めなければならない人も居る。

 

例えば…ウチの専務……目の前にある現実から脱出する為に数学者やJAXAに入る夢を捨てなければならなかった。

 

捨てたおかげで貧困から抜け出し、趣味として数学や物理を楽しんでいる。

 

 

夢と現実を諦めずに……
アニメーターになりたいのでアニメーションの学校に行って、成功できるまで生活保護をもらったり…ウリをしてまでも頑張る。

 

………全く賛成出来ない。

 

 

出来る事とやりたい事、やらなければならない事を、理解選択する事も人生では必要な事

 


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彼女は考えるきっかけが出来たようだった

 

幸せになってもらいたい………