死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

ヴァルキリーたちの休憩……

 

 

今朝の一時……

久しぶりにゆっくり柔らかな時間が流れている。

 

 

総務直轄子会社に行ったら、留学する契約社員が身辺の整理をしていた

 

春と初夏……

 

二つの当社直轄子会社では別れと再会の時期を迎える。

 

 

この時期は海外留学。

 

 

赤い門トレードマークの国立大学やブラジャーウーマンが生息する芸大生は案外、就職がない。

 

知り合いの中堅企業の人事曰く、コミュ力は在るけれど、現場が…なんとなく使いづらいって嫌がるそうだ。特に女子学生は……

専務もこんな理由で就職もバイトも決まらなかった

 

 

就職が上手くいかなかった学生は、公務員試験総合職を受けたり、大学院にいったり、途中で休学して留学する。

 

総務、技術二つの直轄子会社にも

そんな周りに影響されたり、自分がやりたい事の為に海外留学する契約社員が毎年いる。

 

また、留学から帰って来る者もいる…

 

当社はこれを利用してヨーロッパ2カ所に営業連絡所を持っている。

 

と、言っても当社で借りてる築66年と25年のマンションの一室。

当社の留学生の契約社員が住んでいる部屋だ

 

当社はアメリカ、ヨーロッパ、イギリス(一部)人のエンバーミングと航空遺体搬送と現地葬儀社との接続サービス、また海外からの遺体引き継ぎを行っているので、

各国の通関、検疫をスムーズに通過させる為に各国の官報を翻訳して情勢を送るのと、現地葬儀社に遺体の引き継ぎを行っている。

 

彼らはこの給料のおかげで私費留学が出来るってワケ

 

そして、この秋に帰って来る契約社員の一人は無期限の契約社員となる。

しかも……ドイツ人の彼氏を連れて来て、お腹には既に赤ちゃんがいる(;¬_¬)

 

今年、出発するのは4人。

向こうの様子が先に判るのと、帰国時の席もある、学費の心配も無いからことのほか明るい。

 

会社を初めた当初のピリピリ感は安定感へと変わり

子会社の子達は自分の居場所を見つけて伸び伸びと働いてくれている……

 

 

一人で初めて納棺をした日から……

     こんな遠くまで走ってきたもだ 



f:id:however-down:20180717072806j:image

 

さあ……

 戦女神と伴にまだまだ走るか…もっと遠くへ