世の中には様々な『セミナー』と呼ばれる講演や講習、時にセミナーと言う名の販売活動まで存在している。
そして…中には同じ内容のセミナーに何度も通う、どんどん神秘性を持ったセミナーに進んで行き…
結果的に借金してまでセミナーを渡り歩く人達がいる。
彼らに共通する事……
仕事、経営、起業、人間関係などに失敗直前の状態で…
様々な自己啓発本やそれぞれの問題解決の為のテクニックが書かれている本を読みあさってはいるけど、上手くいかなかった人達。
これをセミナー難民と言う。
彼らの殆どは破綻する事になっている。
何故なら…彼らはやらなければ成らない事を分かっているのに、それを回避する方法を求めて参加するからだ。
それは
『営業』
人々と接しなければ上手くいかない人間関係も本質は営業と同じ。
自社と取引をしてもらう為、また、自分の店に来てもらう為に様々な事を行う、これが営業。
これが苦手だと言うだけではない。
苦手を通り越して苦手だから社員にやらせる。やらないでお客に来てもらう…とか
そんなの当然、上手くいかない
すると…営業の本を読むのだけど、ウチには合わないとか、もっと凄いのは読んで覚えた知識を、自分は実行も出来ないのに他の経営者に語り…
自分は凄い経営者と錯覚して自己承認や自己重要感を得ようとする。
でも、語っても何も変わらない
すると今度は自己啓発の本を読みあさる。
例えば…松下幸之助氏や稲盛和夫氏とかが書いたモノとか、斎藤一人氏や小林正観氏とか……
しかし、その内容にある不思議な事を(潜在意識の利用法)正しく実行すらしない。
そして……セミナーへと行き着く。
しかし……彼らはセミナー内容の自分が出来る事のみを実行し、苦手な事、やりたくない事は絶対に行わない。すると…
やりたくない事をやらないで済む様なセミナーを探し渡り歩く…借金をしてまでもね。
ダウンが出来ないマルチビジネスのディストリビューターがセミナーに行ってその気になっても、一歩会場から出たら不安になる……
セミナーに行くと自分は上手く行く様な気になる…その感じを求めてまた参加する…
これもまた同じだ。
そして…現実を直視せず、守護霊とか神様などに頼る…
結果、霊とかスピリチュアルとか新興宗教のセミナーに入り浸り洗脳され思考する事を辞めてしまう。
彼らは自己啓発本を読んだり、状況からの脱出の為のセミナーに参加してはいけない人々だ。
彼らに関わる人々を不幸にする。
(宗教)セミナー開催者にも代金を払えなくなったりね。
私は『幸福の科学』のお金持ちになり成功する50万円のセミナー代金を払えなかった人々を知っている。
状況が上手く行かない人々へ……
貴方達は自分がやらなけりゃ成らない事を知っている。
人間関係で上手く行かないのなら、問題が発生した時には法則性がないか?とか…を真正面から見直しそれを受け入れる『覚悟』をする事。
営業の方法が判らないなら、まず営業の方法が書かれている本の内容を、忠実にそのまま実行する『覚悟』。
それから始めるしかないのだ。
目の前の現実からは絶対に逃げきる事など出来ないのだから……
セミナー難民の人達…目を覚まそうよ
あなたは今、神頼みなどしている場合ではないのだから
そしてセミナー開催者や講師の方達……
如何にセミナーの内容を実行させるが?
幾ら良いセミナーでも、これが出来ないとセミナー難民達に『詐欺師』呼ばわりされてしまう。
彼らは自分が上手く行かない理由を、他人のせいにするクリエイティブな理由を付けるのです。
貴方の良いセミナーを無駄にしない様にしなければ勿体ないのですよ……