死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

死後の世界と宗教と宗教者について

 

昨日書いた

『般若心経』の記事に

 

however-down.hatenablog.com

 

 

「死後の世界はあるのか?」というコメントがあった。

 

今日は『2人vs16人…エホバの長老と最初の戦い』について投稿しようと思っていたけど、

 

『死後の世界と宗教と宗教者』について投稿する

 

 

 

『死後の世界』

 

様々な人々が在るとか無いとか……

 

でも、死後の世界が存在するのかは誰一人として解らない。

 

何故なら…死んで生き返った人など存在しないからだ。

 

よく『私は死後の世界を見た』とか『臨死体験』をしたとかいう人々……

彼らは死んだ人ではない。

 

彼らは仮死状態になっただけ

仮死状態は本当に死んだわけではない。

 

死んで生き返るとは

死の3兆候が現れて、死体現象が随所に現れているのに意識を取り戻した場合だけ。

 

 

日本でも死の3兆候がみられ、医者が死亡を確認しても24時間は火葬や土葬なと埋葬してはならないと決められているのは、

 

死んだと思われたのに、実は仮死状態で…息を吹き返す事があるのを経験則として知っているから。

(犯罪性が疑われる時、遺体の証拠保全の為もある)

 

だから死後の世界が存在するのかは誰一人として解らない。

 

当社で今までに約23000人程の死者と関わったが、生き返って死後の世界を語った人は誰一人いない。

そして死後の世界は絶対あると、まことしやかに言う人は嘘つきだ

 

ただ…『死んだら次がある』と紀元前から言い続けている人々がいる

 

それは宗教発明者と指導者…

 


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通常、あらゆる生物は死ぬという事を恐れる

有史以前から現代まで変わる事はない。

 

でも

 

アフリカ大陸でホモ・サピエンスが発生し、

集団的な生活を始めた頃…

 

当時の人類が知り得る知識では説明出来ない事象の整合性を担保する為、

(例えば病気になって死ぬのは何故か?)

 

『目には見えない何か?』が存在していて、それらが引き起こしているのではないか?と考える様になる。

 

それらの存在は『精霊』と呼ばれ、次第に『神』へと進化していくのは、皆さんご存じの通り

 

元々、宗教は死の恐怖を克服する為に発生したのだ。

 

だから、宗教には『死後の世界』の事が明記されていないと消滅してしまう。

 

釈迦が発明した『仏教(原始仏教)』が発明の地であるインドから消えてしまったのは…

輪廻から解脱した後の

『死後の世界』が描かれていなかったからだ

 

更に『死後の世界も空』だからこだわる必要性もなかった。

 

現在の仏教は各地に伝来する過程で様々な土着的信仰やバラモン教の地獄、極楽が取り入れられて今にいたる。

 

宗教者は『死んだ後の事』を都合良く…まことしやかに語り、自分の都合で…自分の周りに集まる人々を精神的に支配していった。

 

はっきり言って…今の差別溢れる精神的社会構造の現況を作ったのは宗教指導者と発明者だ

 

 

彼ら宗教指導者や発明者の誰一人『死後の世界』を見た事はないと言うのに……

 

 
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死後の世界を観測する事が出来ないならば…

永遠に謎のまま…わからない。

 

 

またの機会に『霊』について投稿しようと思う