死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

ねぇ住職!格好付けるんじゃない…お布施が少ないと葬儀屋に因縁つける坊主

 

 

布施、喜捨、寄付……様々な呼び方があるが、檀家などの宗教信徒が宗教者に報酬として支払うお金だ。

 

喜捨は違う?結局、同じだよ( ̄△ ̄)

喜捨には様々な教えがあるけど、結局、物理的に利益を得るのは宗教者だから

 


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その宗教者の生活を支えるのが布施(寄付)だ

 

カトリックの神父や大きなプロテスタント宗派の牧師は給料を貰っているけど…

自分の寺を持つ坊主や小さなプロテスタントの牧師の生活を支えるのは布施だ。

 

そもそも檀家や信徒の少ない僧侶やプロテスタントの牧師は、どこかでバイトなど宗教とは別の副業で食べているけど…

中途半端な信徒や檀家人数の寺や教会は、如何に布施(寄付)を集金するかが死活問題だ

 

 

そんな事は無いという宗教者もいるが、大都会の中に点在していて、昔からある小さな施設(特に寺)の経営は大変なのですよ。

 

なので当社は公平を期す為、遺族に菩提寺がない時

宗派だけを指定してもらって、遺族の自宅近くで、当社と付き合いがある寺を順番に紹介している。

 

まぁ、一番お金が掛からない浄土真宗(西東)が多いけど…(門徒もの要らずってね)

 

 

その様な事情もあるので……

時々、遺族が住職に直接、布施額を尋ねる事があり

『お気持ちで良いですよ…』と

当然のように、でも…やせ我慢して答える住職がいる

 

そんな住職に私達が『お布施は幾らなの?』と何度聞いても『遺族の気持ちです』といまだに格好を付ける…

 

そして遺族が私達を飛ばして親族に相談してしまうと…

 

年に1~2件、気が強く自己承認要求も強い変な親族がいて…

 

気持ちなら3000円でいいだろ!

と気の弱い遺族に

無理やりその額を出させる時がある(~。~;)?

 

 

住職は当然、10万円単位(内容にも依るが)で貰うつもりでいるのだけど……

 

中を見て当然の如く引きつる……(▼皿▼)

でも…遺族に『なんだこの額は!』とは言えない……

 

特に布施の額が少ない月は特にね…

 

 

すると………葬儀一切が終わった翌日辺りに

 

『あんな金額で良いと誰が言った!』と…

100%イチャモンの電話が来る(;¬_¬)

 

『そんなの住職が偉そうに格好付けるからだ!お金が欲しいなら、ちゃんと目安の金額を私達に提示しな!

そうしたら新規の檀家が現れた時に私達が上手く説明してあげる。

 

経読の人数毎の料金 

法名(戒名)

院号

院殿

塔婆1本

忌日法要(きびほうよう)など…

今すぐFAXで送りなよ』

 

と言うと30分以内に送って来やがる……(--#)

 

住職が可哀想だから、忌日法要の前の日までに私達が遺族宅に仏花を持って訪問した時

きちんと適正額の布施目安を説明して渡してもらう。

 

布施がなければ経営も生活も出来ないのだから、ちゃんと貰える様にしないとダメ。

 

今日、一人『危ない遺族』がいて…住職が布施を取りっぱぐれる所だった。

 

私達は僧侶や神父、牧師を敬いはしていないが

お互いが仕事に対して公平な対価を得るビジネスパートナーとして見ている。

 

だから『お布施が沢山欲しい』なら

やせ我慢せず、きちんと私達に相談しなければならないのだ。

 

よく、ヤフー知恵袋などで

住職にお布施額を聞いて、コースみたいに料金表を出す寺はダメな寺だ!とか書いてあるけど、そんなの何も判らないのに格好付けて書いてあるだけ。

 

明確に示していない坊主は、少ないと必ず文句言ってる。

 

料金表ではなく目安表

(明確な料金表では住職が領収書を書かなければならない。下手をすると宗教行為とみなされず課税対象になる可能性がある)

を遺族に提示する寺の方がよっぽど正直者できちんと仕事する住職なのだ。

 

宗教者を選択する時は明瞭会計の所を選んで欲しいと私は思う。

 

そして宗教者(特に僧侶)…

托鉢だけで生活できる時代は150年以上前に終わったのですよ。

 

先祖から自分が継いだ不動産の営繕や管理をしなければならないのだから、お金がないなら素直にお金が欲しいと言おう。

 

『人生、金じゃない!』

は大きな間違い

 

   『人生、金だけじゃない!』のです。

 

追記

 

時々、駅前とかに托鉢の坊主がいるけど……

当然、その中に志那人のニセモノがいるのはご存知ですね?

 

彼らの目的は『自らの利益だけの商い』だ。

 

それが嫌なら托鉢の鑑札を持っているか?見せてもらってから喜捨しよう。

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