死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

『焼香』に来たエホバの若い女の子…

 

 異常過ぎるから狂信者と言われる……

 

一昨日、2部長の女の子が担当する音葬通夜の開始時刻の遥か前、会場に若い女の子が

 

『故人と遭わせて下さい』と

 

         一人で来たそうだ

 

その場に居た子会社の女の子が、遺族に取り次いであげて

 

彼女は祈ろうとしたけど…思い留まって

 

『焼香ってどうやるのですか?』って聞かれたので一緒に焼香したそうだ。

 

 

あとから遺族の奥さんが

『あの子の家…エホバなんだよね…………』と

 

 
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故人は近所の子供達を集めて『習字』を教えていたそうで、彼女もお手伝いしていた事もあったみたい。

 

 

彼女の両親は妄信者で……

彼女と弟と手を繋ぎ、近所にも頻繁に個別訪問に回っていた。

しかもエホバの事を話し始めると止まらなくなる。

 

 

彼女は、故人が亡くなった事を聞いて

葬儀に行きたいけど、親にバレたら…

 

もの凄く怒られるし…それだけで済まないかも知れないから、

人がいない時間にこっそり来たのだと………

 

 
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彼女は『エホバの証人』の被害者だ。

 

 

 

私達はあらゆる宗教と宗教者を自分達の

『金儲けの道具』宗教者を『ビジネスパートナー』としかみていない。

と言うか、宗教者と接していると…そうなってしまう。

 

 

 

会社を始めて…まだ日も浅い頃

私と後輩社長の女の子が初めてエホバ信者の葬儀を受注した。

 

エホバ信者の多くは

エホバの証人王国会館』で葬儀を行う。

 

そこにはエホバ信者以外の人々も来て構わない。

だから普通の人もやって来るのだが……

 

その遺族の奥さん……

参列者に『正しい信仰を行ったから、とても安らかで綺麗な顔でしょう』と

 

故人の亡骸を見る事をすすめる。

 

その亡骸をみたエホバ信者は

故人の信仰心と奥さんの信仰心を褒め称え

 

…奥さんは悦に入る………

 

そんな『異常さ』を見た信者以外の人の中には式にも出ず、早々気持ち悪がって帰る……

 

それを見た信者は

『あの人達は間違った信仰をしている人』だと言ってバカにして

 

自分の信仰が如何に正しいかを語り始めて、これも悦に入る。

 

 

今現在までエホバ信者の葬儀を多数施行したが、あの人達を超える『妄信者』…いや、『狂信者』を見た事はない。

 

 

折伏に忙しい創価学会の信者でさえこんな事はしない。

 

 

 

信仰は最初から信者が求めたわけではない

 

特に新興宗教は、疲れ果て…弱った人々を見つけて、心地良い言葉と態度で近寄ってくる。

 

そこには教えによる『救済』の裏側に、

 

自分でも気付かない…信者を獲とく出来る有能な自分に酔う自己陶酔と自己満足、自己承認要求がある。

 

つまり、劣等感が強ければ強いほど自己陶酔による狂信的な信者になってしまう。

 

人は似た者同士があつまる。

この奥さんの様な信者の周りは狂信者しかいない

 

 

 

一昨日、焼香にやってきたエホバの女の子は

そんな異常な世界の決まりを破ってまでやってきた

 

この子は

エホバの教えで幸せになっているのだろうか……?

この子はエホバを辞める事はしないのだろうか…?

 

まぁ、人が何を信仰しようと日本では自由だけど…