非正規格差の是正について最高裁で来月1日判決が出る。
正規社員には支払われる各種手当てや、
給料が少ない、給料を減られたにもかかわらず、正規社員と同じ労働時間、労働内容で働かされる。
これでは非正規社員や嘱託社員はたまったものではない。
立場は違っても、同じ労働内容や労働時間を働くならば、同じ報酬が支払われなければならない。
この様に人件費をケチる経営者はバカ経営者と言っても良い。
確かに人件費の比率は高いから削減した方が純利益は上がる。
でも……裁判に訴えられたりSNSで告発されたりすると削減した金額以上のお金が出て行くし……
裁判で負けると未払い賃金を支払わなればならなくなり一気に資金繰りが悪化する。
その経営者は
『本当の利益を生み出すお金の使い方を知らない』
無能な経営者だ
そんな会社は最終利益が黒字ギリギリで銀行から融資を受けている従業員数が50~100人位の中企業が多い。
これは現状維持にこだわり、将来の為、新しい顧客や販路、新しい事業や業務の改良改善が中途半端で
小企業より顧客の要望に応えられず、大企業より量的効果による低価格化にも、あらゆる原価が高い為、要望に応えられない。
だから、仕事が減り売り上げも下がる
それで本来支払わなればならない人件費を抑えてなんとか利益を上げようとする。
全く進歩がない……と言うより進歩する気が無い
本当に利口で能力のある経営者は人件費を絶対にケチらない。
払った事による不利益より
払わなかった事による…
裁判、労基局の監査、風評被害、社員の定着率がほぼゼロ…などの不利益の方が遥かに高い事を知っているからだ。
たくさん給料を払っている会社の社員達は当然、嬉しいし、
突発的に入る仕事も残業してでも対応してくれる。
今の世の中こんな簡単な事で上手くいく事は少ない
これは非正規社員達にもいえる事だ。
従業員にお金を多く払う…
払った金は払った分以上の利益を会社や経営者にもたらす。
あらゆる事象の対価は
公平に支払われなければならない
正しく対価を支払いもせず、
ウチの社員は働かない、ろくな社員ばかりだと言ってる経営者、管理職さん………
その社員達…そんな貴方にピッタリな社員達ですよ
だって貴方も金の使い方が判らない、
ろくでない経営者なのだから