今週のお題「わたしの春うた」
桜は春の別れを連想させる。
先日も記載したけど、私達の葬儀の最大の特徴は『音楽葬』。
あらゆるジャンルの演奏、歌唱を行う
音楽葬で大切な事は…各式で
『紅白歌合戦』で大トリが歌い終わった時の爽快感を参列者に感じてもらう事。
春…この歌は19歳で逝った女の子の告別式、最後に完全フルバンドで演奏した思い出の『春うた』。
武藤彩未 -チェリーブラッサム(松田聖子カバー)DNA1980
松田聖子さんのチェリーブラッサム
(動画はオリジナルより可愛いくて若々しいので
武藤彩未さん)
この曲は…
彼との約束を胸に、新しい世界に希望いっぱいで旅立つ女の子の歌。
最期の別れは悲しく送らなければならないとは限らない。
葬儀の打ち合わせで、遺族や友人に彼女の事を聞くと…
とても明るい女の子。
『天真爛漫』という言葉がぴったりの女の子だった。
こんな女の子に哀しいだけの別れは似合わない。
涙を払い明るく元気いっぱいに送り出すのだ…
演奏中…感極まって…
遺族、友人、参列者そして当社の歌唱担当者まで泣きながら歌った曲。
とても良い送り出し(出棺)になった
桜の花びらは命のはかなさを象徴する…