死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が謙遜.誇大などせず、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

不安を潜在意識に書き込み、心に寄生する占い師は 『生き霊』か?

先日…

以前に奥さんの葬儀を依頼してくれた旦那さんが亡くなり葬儀を受注した…

 

この旦那さんと奥さんは割烹料理屋さん。

 

遺体を当社の家族葬用の斎場に安置し

奥さんの葬儀の打ち合わせに営業部長の女の子が訪問したら…

 

店の玄関が無い…( ̄0 ̄)

 

店の周りを散々探し回ったら、路地裏の目立たない場所に店の玄関があったそうだ。

 

店の中、自宅スペースに入ると、

『なんでコレがココにあるの?』って感じだそうで

 

この店は…『風水』に取り憑かれた店だった( ̄△ ̄)

 

 店でも会社でも家庭でも

 

経営などが上手く行かない時、

神でも仏でも宗教でもスピリチュアルでも…

何にでも頼って状況を打開したくなる。

 

この夫婦の場合、頼ったのは風水。

 

 

旦那さん曰く…

ある…客が少ない2月に売り上げが極端に少なくなったまま、3月4月になっても回復しなかった事があり

 

たまたま知っていた風水占い師に相談、

言われた事が簡単な事だった為に試したら客足が回復。

 

それからこの風水占い師の虜と言うより…

 

『奴隷』

 

になってしまったそうで…

まだ呪縛は完全には解けていないとの事。

 

 『風水』は皆さんご存じの通り

 

古代中国で発祥した

気の流れを利用して国、都市、家、部屋の環境を良くして幸運を呼び込み、

悪いモノを寄せ付けないようにする方法。

 

古来、様々な国主から一般人まで風水に基づいた環境を作った。

 

中国は基より日本でも、都、江戸など国や政治の中心となる場所や都市は風水に基づいて作られていた。

 

 

でもね…中国でも日本でも風水をもとに作られた場所で政治を行っていたのに…

 

全ての国や政権は、たかだか260年で滅びてしまった。

 

江戸幕府もね…

 

   この世の中にある占いは全て

 

      統計学 確率』

 

    確率だから完全などはない。

 

  この辺りを利用者がわかっていないと

    占い師ごときに振り回される。

 

この夫婦に『取り憑いた』自称風水占い師は

 

夫婦の不安な気持ちを利用してビジネスと

チンケな自分の『自己承認要求』を全力で満たした。

 

結局、占い師はどこかに消えてしまい、

売り上げが無い店と後悔だけが残り潰れてしまったそうだ。

 

夫婦二人がこの世を去り

風水に取り憑いたこの店もご子息によって取り壊し、駐車場にするそうだ、

 

世間には…この夫婦の様に

 

自称占い師の統計学の確率…

自称霊能者の妄想…

自称教祖のエセ宇宙観…

 

などに人生を翻弄される人がいる

 

私たち葬儀屋や医師は人の不幸を生業にしている…

 

占い師は人の不安を生業にする仕事。

 

だからこそ占い師は

 

相談者の不安をしっかり理解し、

伝えるべき事を誠実に伝えなければならない

 

『風水師』も同様だ

 

それは占う人の生き筋や人生に関わる事だからだ。

 

人の不安を利用し

更に不安を潜在意識に書き込み、心に寄生する占い師は

     『生き霊』そのものなのだ。

 

真面目に真剣に仕事をしている占い師に失礼極まる。

 

あの割烹の夫婦は…

 

人生の最期に

良い人生だったと思って旅立つ事が出来たのだろうか…………

 

 もし…違っても

『ワシの人生最高だった』

    心から思える葬儀で送り出すのだ。

 

それが人の不幸で生業を立てる私達の義務だ